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失敗しないための住宅ローン チェックしておきたい3つのポイント

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住宅ローンは、長年に渡り数千万円ものお金を払っていくものです。選び方次第では、家計に大きな影響を与えますから、「見落としていた」では済まされません。
事例を紹介しながら、「見落とし」やすいポイントを解説していきます。

-当初固定金利の場合- 固定金利終了後の金利差し引き幅をチェックしよう!

借入額:3,000万円 返済期間:35年(ボーナス払いなし、元利均等返済)
金利:当初10年固定金利 店頭表示利率3.0%の場合(※店頭表示利率は、返済終了まで3.0%のまま変わらないとする)

X銀行の金利:1~10年目まで、年0.60% 店頭表示金利より、当初期間終了後 年-1.0%(11年目から、年2.0%) Z銀行の金利:1~10年目まで、年0.80% 当初期間終了後、店頭表示金利より 年-1.5%(11年目から、年1.5%)
11年目以降(残り25年) X銀行:店頭表示利率3.0% 3.0%-1.0%=年2.0% Z銀行:店頭表示利率3.0% 3.0%-1.5%=年1.5%
Z銀行支払い総額3,756万円 Z銀行支払い総額3,655万円 101万円の差

借入当初の”低い金利”に目が行きがちだが、固定期間終了後の店頭表示利率からの差し引き幅の違いで、支払総額でこんなに開きがでることも。将来の店頭表示利率を仮に設定し、しっかり期間終了後の差し引き幅を考慮した上で、シミュレーションなどで総支払額を比較したうえで検討しよう。

金利以外の諸費用をしっかりチェックしよう!

X銀行の金利:諸費用は、現金払い。 Z銀行の金利:諸費用を含め、全て借りられる。

利息を含めた支払総額を比較するだけでなく、物件価格以外の諸費用(ローンの保証料、登記費用、火災保険料、中古物件の仲介手数料など)は原則現金で支払うもの。そのため、住宅ローンで借りたお金の使い道(資金使途)は、住宅の新築・購入資金、増改築費用、土地の購入費用などに限られるのが一般的。やむを得ず諸費用まで借りる場合は、専用の諸費用ローンがあるが、金利は高め。
しかし、中には諸費用もカバーできる商品もある。それには2種類あり、諸費用込でも金利が変わらないタイプと、金利がアップするタイプ。もしも諸費用まで借りるなら、住宅ローンがどこまでカバーしてくれるのかまでチェックして、トータルで返済額が少なくなるものを選びたい。

-ガン保障- すぐにローン残高が0円になる安心 適用条件や保険金の支払い時期をしっかりチェックしよう!

X銀行:ガンと診断されたら…、就業不能から1年後に住宅ローン残高が0円。その間の1年に考えられるリスク、失業、減俸、高額医療。 Z銀行:ガンと診断されたら…、すぐに住宅ローン残高が0円。

契約者に万が一のことがあると、以降のローンの返済負担がなくなる「団体信用生命保険」。最近は、幅広く特定の疾病も保障するタイプが増えている。しかし、その保障内容やローン残高がゼロになる条件は、銀行によって大きく異なる。

例えば、ガンで働けない状態になると、上記のいずれの銀行も保険から毎月ローン返済額を受け取ることができ、実質的な負担はない。しかし、Z銀行はガンと診断されてすぐに完全にローン残高がゼロになるのに対して、X銀行では一定期間続くことが条件。一定期間より早く仕事復帰すれば、X銀行はローン返済が再開する。

特定疾病保障付のローンを検討する際に、保険料の負担だけでなく、カバーされる疾病の範囲と、保険金が支払われる条件までチェックしよう。

あなたは適切な住宅ローンを本当に選べていますか?

住宅ローンを選ぶ際に、当面の返済額が少ないことだけに注目する人もすくなくありません。住宅ローンは長期に渡って返済を続けるもの。もちろん、もっといい条件のローンが見つかれば、「借換え」も可能ですが、諸費用を考えると、できるだけ「借入れ時」にしっかり比較して選びたいものです。

各銀行のWebサイトやチラシは、銀行がアピールしたいことがメインになりがちです。ローンの条件など細かい点は、「商品概要説明書」を読み込んで比較しましょう。

特に、変動金利など全期間固定以外の金利タイプで借りようと考えている場合は、将来の金利上昇を多めに見込んでシミュレーションしておくといいでしょう。

現在の年収やお家賃から、お借入れ可能額を試算してみましょう。

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  • 本ページは2017年9月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

ファイナンシャル・プランナー 田辺 南香

ライフプランから見た家計管理・保険・住宅などマネーに関するアドバイスや、セミナー・Webサイト・雑誌等で情報発信を行う。主な著書「”未来家計簿”で簡単チェック!40代から間に合うマネープラン」
(日本経済新聞出版社)他多数。

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