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2012年3月22日
足元の投資環境と今後の投資方針について

情報提供:モーニングスター

2011年は、東日本大震災の発生に加え、欧州債務問題を巡る不透明感や、外国為替市場での円高進展などを受けて、日本円で為替ヘッジを行うファンドや国内債券型ファンドを除いては、マイナスのパフォーマンスとなるファンドが目立ちました。投資信託協会によると、株式投信の純資産総額は3年ぶりの純資産減少となっています。ただ、世界のREITやハイイールド債券などに投資する、比較的分配金を期待できるファンドについては2010年に続き純資金流入の動きは続いています。一方で、国内債券型ファンドや円で為替ヘッジを行うファンドにも資金流入の動きがみられ、為替の変動リスクを意識した投資も出ました。2011年のファンドを巡る投資環境を振り返るとともに、今後の投資についても改めて考えてみましょう。

1.2011年は北米REITやハイイールド債券型が人気に

2011年は世界のREIT(不動産投資信託)に投資するファンド(国際REIT)への純資金流入が2兆円を超え、世界のハイイールド債券(高利回り債券)に投資するファンド(ハイイールド債)が1兆円以上の純資金流入となり、人気を集めました。2010年までの比較的分配金が期待出来る資産に資金が流入する傾向は続きましたが、年末にかけて外国為替市場で円高が進んだことなどから、年末にかけては純資金流入の動きは弱まりました。また、オーストラリア債券に投資するファンドへの資金流入も増加しました。通貨選択型ファンドも人気を継続していますが、2011年末にかけて円高が進むと、こちらも純資金流入は鈍化しました。

グラフ:2011年の国際REIT、ハイイールド債ファンドの純資金流出入額の推移

出所:モーニングスター作成
「国際REIT」は、2011年12月末時点でモーニングスターカテゴリーの「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」、「国際REIT・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」、「国際REIT・特定地域(為替ヘッジなし)」、「国際REIT・特定地域(為替ヘッジあり)」に属するファンド。「ハイイールド債」は、「国際債券・ハイイールド(為替ヘッジなし)」、「国際債券・ハイイールド(為替ヘッジあり)」に属するファンドDC、SMA、ETFなどは除く

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2.ファンド全体の純資産額の7割超が毎月分配型に

2011年12月末時点で、ファンド全体(DC、SMA、ETF等を除く)の純資産額の実に75.12%を毎月分配型のファンドが占めるなど、毎月分配型の人気は根強いものがあります。特に、通貨選択型ファンドの毎月分配型のファンドへは2011年も純資金流入の動きが目立ちました。ただ、2011年には、これまで人気を集めた通貨選択型ファンドの中でも、ブラジル・レアルが一時急落したことなどから、通貨コースのブラジル・レアルから豪ドルなどへのシフトの動きも出ました。また、円高を反映し、通貨選択型では円で為替ヘッジを行うファンドにも純資金流入の動きが出ています。

3.2011年のファンドの運用成績は、欧州債務危機や円高から悪化

2011年のファンドの運用成績をみると、3月には東日本大震災が発生したことなどが日本の株式市場の急落につながったほか、欧米では欧州債務問題がリスク回避の動きにつながりました。また、8月には米国債の格下げや米国景気見通しの悪化を受けて、世界的に株式市場は大幅に下落しました。加えて、外国為替市場での円高の進展が海外資産に投資するファンドの下落に影響しました。また、年前半にインフレ懸念が重しとなったインドなど、新興国株式などに投資するファンドも大きく下落しました。ただ、国内債券に投資するファンドは概ねプラスの運用成績となったほか、北米の資産に投資するファンドには堅調なものもみられました。全般的にファンドの運用成績は悪化しましたが、2008年のリーマン・ショックほどの大きな調整ではありませんでした。

グラフ:2011年のファンドの主な分類別のトータルリターンの平均

出所:モーニングスター作成
モーニングスター・インデックスを使用。

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4.人気を集める毎月分配型だが、中には減配となるファンドも

2011年は欧州債務問題からリスク回避の動きが強まる中、年末にかけて円高が進んだことなどを主因として、世界のREITに投資するファンドや、利下げを行ったブラジルの債券に投資するファンドなどでは、分配金を引き下げる動きがみられました。過去にはこうした分配金の引き下げをきっかけに純資金流出の動きが出たファンドもあり、今後も分配金の動向には注意する必要があるでしょう。

5.毎月分配型は本当に必要なのか?

毎月分配型のファンドのメリットは、毎月、分配金を受け取ることが期待出来ることですが、分配金の分が差し引かれるために効率的な資産運用が出来ず、中長期の投資には向いていません。また、毎月の分配金もつい一定金額が支払われるものと考えてしまいがちですが、こちらも当然変動する可能性があります。分配金の高さや分配金利回りの高さに魅力を感じる投資家もいますが、こうした毎月分配型のメリット・デメリットを理解することが必要不可欠です。毎月分配型ファンドは人気を集めていますが、まずは自分の投資目的を確認し、資産運用のプランに沿っているのかを考えてみましょう。

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6.分配金利回りとトータルリターンを考える

ファンド本来の運用成績を理解するには、分配金を含めたファンドの運用成績となるトータルリターンが重要となります。毎月分配型ファンドが人気を集めていることから、一定期間の分配金総額を基準価額で割ったファンドの分配金利回りも分配金を重視する投資家に注目されています。ただ、分配金利回りが上昇する際には、分配金そのものが引き上げられるといったケースも考えられますが、基準価額が下落したことで分配金利回りは上昇するといった側面も考えられます。このため、分配金利回りのみに注目するよりも、トータルリターンなどでファンドの運用成績の優劣を判断すべきでしょう。

7.複雑化する商品設計に注意

2008年以降に設定本数が増加している通貨選択型ファンドは、1)投資対象資産そのものによる収益、2)為替ヘッジ対象通貨との為替差益、3)為替ヘッジ対象通貨との短期金利差という3つの収益源を持つ複雑な仕組みとなっています。通貨選択型ファンドは投資対象資産自体の運用の巧拙の判断が難しいことに加え、投資対象資産の値動きに加えて為替の変動が加わることでリスクも大きくなる可能性があることには注意が必要です。また、ヘッジファンドに投資するファンドなどの設定の動きもあり、複雑な投資の仕組みを持つファンドについてはよりファンドの仕組みを詳しく理解する必要があります。ファンドの投資の仕組みが理解できない場合には、投資を行わないといった判断も必要となるでしょう。

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8.円高(為替リスク)を考慮した分散投資の必要性

米国では実質的なゼロ金利政策を導入しているなど、日本と先進国との金利差が小さい現状では、短期金利の差に由来する為替ヘッジコストが過去と比較して低下しています。このため、海外資産に投資したいけれども、為替の変動リスクを取りたくない投資家にとっては、為替の変動リスクを抑えたファンドへの投資を選択肢とすることも考えられるでしょう。また、通貨選択型ファンドの設定が増えると同時に、円で為替ヘッジを行うファンドも増加しており、投資対象資産が幅広くなっていることで、従来と比較して幅広いファンドを選ぶことも可能となってきています。

グラフ:日本円で為替ヘッジを行うファンドの推移(本数)

出所:モーニングスター作成、本数は年末時点の数字(DC、SMA向けは除く)

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(2017年3月31日現在)

商号等:株式会社イオン銀行
登録金融機関 関東財務局長(登金)第633号
加入協会:日本証券業協会

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