ふるさと納税 人気返礼品のランキング2019年版!
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- 節約術

年末が近づくと、やっておかなければならないことがいろいろあるものですが、ふるさと納税もそのひとつ。
ふるさと納税は、実質2,000円の負担で、お肉や果物などの特産品を返礼品として受け取れるおトクな制度ですが、控除を受けられる金額には上限があります。
せっかくなら、めいっぱい利用したいところではないでしょうか。
今回は、ふるさと納税のランキングと、おトクな活用法についてお伝えします。
ふるさと納税の2019年人気返礼品ランキング!
ではさっそく、人気返礼品をカテゴリ別に見ていきましょう。
(ランキングについては、2019年12月19日時点「ふるさとチョイス」より出典)
肉 TOP5
ふるさと納税と言えば、「お肉」と思う人も多いと思います。そのくらいお肉はカテゴリとしても人気。これから選ぶなら、寒い季節に最適なすき焼き用のお肉やステーキ用のお肉がオススメです。その際には、お届け日の確認も忘れずにしておきましょう。

第1位
佐賀産和牛切り落とし1,000g(500gx2パック) 佐賀県 上峰町 10,000円
第2位
小分けされているから便利♪大分県産 豚詰め合わせ5種(約2kg) 大分県 臼杵市 10,000円
第3位
年内発送!!宮崎県有田牧場黒毛和牛 モモ・バラスライス1.8kg 宮崎県 西都市 15,000円
第4位
第5位
生冷凍 九州産焼鳥セット5種盛合わせ(計50本、約1.5kg) 鹿児島県 いちき串木野市 10,000円
米 TOP5
毎日の食卓に欠かせないお米も人気です。お米は日持ちしますが美味しくいただけるのは、冬場でも精米から2カ月ほど。それ以上保存する場合は小分けにして冷蔵庫に入れておくと味の劣化を防ぐことができます。

第1位
令和元年産 茨城県のお米4種食べくらべ20kgセット(道の駅さかいオリジナルセレクション) 茨城県 境町 14,000円
第2位
令和元年産 さがびより10kg(5㎏x2袋) 佐賀県 上峰町 10,000円
第3位
妹背牛産 北彩香 ゆめぴりかvsプレミアムななつぼし特A食べ比べ 北海道 妹背牛町 11,000円
第4位
秋田県産あきたこまち(無洗米)10kg 秋田県 大館市 12,000円
第5位
果物 TOP5
産地にこだわった果物が豊富なのも、ふるさと納税の特徴です。季節によっては、収穫ができたら送ってくれるものもあり、手元に届くまでと届いてからどちらも十分楽しめます。
自然災害などにより傷ができて売れなくなってしまったものを選べることもあり、そのように応援の気持ちをふるさと納税でも表せます。

第1位
「東根さくらんぼ」 佐藤錦1kgバラ詰め JA園芸部提供(2020年6月中旬~下旬送付) 山形県 東根市 14,000円
第2位
特別栽培 あまおう(ふくおかエコ農産物)300gx4パック 福岡県 久留米市 10,000円
第3位
絶品!南アルプス市産シャインマスカット1.2kg(2020年8月下旬~10月上旬頃発送) 山梨県 南アルプス市 10,000円
第4位
有田みかん「未来への虹」(10kg) 和歌山県 有田市 12,000円
第5位
大鋸農園の甘果坊(小玉)5kg 佐賀県 太良町 5,000円
どれも地元特産ならではのおトクな品揃えです。カテゴリによっては、ふるさと納税の金額が5万円以上するような高額のものもありますが、人気なのは1万円のものが中心のようです。少しずつ選んで、産地ごとに食べ比べるのも楽しそう。
応援したい自治体に寄付をして、地場産業がますます発展すれば、もっとおいしい返礼品ができるかもしれませんね。
また、これは税金が安くなるという仕組みなので、「1万円のふるさと納税をしたら8,000円が振り込まれる」ということにはなりません。
この場合は、住民税が8,000円控除され、差し引き実質2,000円の自己負担、という計算になります。
ふるさと納税は、基本的に確定申告が必要
さて、ふるさと納税で寄付したお金は基本的に確定申告が必要です。
しかし、「ワンストップ特例制度」を利用できる場合は確定申告をしなくても大丈夫。
ワンストップ特例制度を利用するには、会社員などでもともと確定申告の必要がない人で、ふるさと納税をした自治体が5つ以内であることが条件。そして、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」の提出が必要です。
この書類は、ふるさと納税を申し込む時に一緒に申し込めます。もしも忘れてしまったら、後から自治体に連絡して送ってもらうことも可能です。
ただし、会社員でも年収が2,000万円を超える場合や、医療費控除などで確定申告が必要な場合は、ふるさと納税も確定申告することになります。
この場合は、ワンストップ特例制度の書類を出していても無効になってしまうので、注意しましょう。確定申告時に「寄付金控除証明書」を忘れないように。
確定申告は1月1日から12月31日までに得た所得をもとに納めるべき税金を計算するため12月31日までに申し込み・入金が完了すれば、引き落としが翌月になっても今年中という扱いになります。そのため、ふるさと納税でクレジットカードを使う場合には、自治体への入金日が利用日となります。
ただし、自治体によっては年内の受付を12月31日より前に設定していることもあります。12月31日にはインターネットのアクセスが集中した結果、1月の扱いになる場合もあります。余裕をもって申し込むと安心ですね。
ふるさと納税のしくみについて
全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安については、以下のとおりになります。
納税を行う ご本人の 給与収入 |
ふるさと納税を行う方の家族構成 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
独身又は 共働き※1 |
夫婦※2 | 共働き +子1人 (高校生※3) |
共働き +子1人 (大学生※3) |
夫婦 +子1人 (高校生) |
共働き +子2人 (大学生と 高校生) |
夫婦 +子2人 (大学生と 高校生) |
|
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 15,000 | 11,000 | 7,000 | ![]() |
350万円 | 34,000 | 26,000 | 26,000 | 22,000 | 18,000 | 13,000 | 5,000 |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 29,000 | 25,000 | 21,000 | 12,000 |
450万円 | 52,000 | 41,000 | 41,000 | 37,000 | 33,000 | 28,000 | 20,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 44,000 | 40,000 | 36,000 | 28,000 |
550万円 | 69,000 | 60,000 | 60,000 | 57,000 | 48,000 | 44,000 | 35,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 66,000 | 60,000 | 57,000 | 43,000 |
650万円 | 97,000 | 77,000 | 77,000 | 74,000 | 68,000 | 65,000 | 53,000 |
700万円 | 108,000 | 86,000 | 86,000 | 83,000 | 78,000 | 75,000 | 66,000 |
750万円 | 118,000 | 109,000 | 109,000 | 106,000 | 87,000 | 84,000 | 76,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 116,000 | 110,000 | 107,000 | 85,000 |
850万円 | 140,000 | 131,000 | 131,000 | 127,000 | 121,000 | 118,000 | 108,000 |
900万円 | 151,000 | 141,000 | 141,000 | 138,000 | 132,000 | 128,000 | 119,000 |
950万円 | 163,000 | 154,000 | 154,000 | 150,000 | 144,000 | 141,000 | 131,000 |
1,000万円 | 176,000 | 166,000 | 166,000 | 163,000 | 157,000 | 153,000 | 144,000 |
1,500万円 | 389,000 | 389,000 | 377,000 | 373,000 | 377,000 | 361,000 | 361,000 |
- ※1 「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が201万円超の場合)
- ※2 「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。
- ※3 「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。
- ※4 中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。
出典:総務省ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税のしくみ」
表の見方について、例えば給与収入300万円で独身の方は、28,000円以下のふるさと納税であれば自己負担額は2,000円となり、ふるさと納税額から2,000円を除いた額が個人住民税から控除される金額となります。28,000円を超えるふるさと納税をした場合は、超える金額分の自己負担が増える仕組みとなります。
ふるさと納税の支払いはクレジットカードがおトク!
ふるさと納税の支払いにクレジットカードを利用すれば、クレジットカード会社のポイントが貯まってさらにおトクです。
イオンカードセレクトの場合、入会金・年会費無料で作れて、200円ごとに1ポイントのときめきポイントが貯まります。貯まったポイントは電子マネーのWAONにチャージすれば、普段のお買い物でも使えるのでポイントが使い切れないということも防げます。
また、イオンカード会員さま向けキャンペーンとしてふるさと納税のポイント還元キャンペーンを実施しており、こちらも非常におトクとなります。(キャンペーン期間は2019年11月21日(木)~2020年1月31日(金)。応募締切は2020年1月31日(金)となります。)
今回のまとめ
- ふるさと納税は実質2,000円の負担で返礼品がもらえるおトクな制度
- 実質2,000円にするには、確定申告かワンストップ特例制度の利用が必要
- 支払いをクレジットカードにすれば、クレジットカード会社のポイントがたまってさらにおトク
- ※ 本ページは2019年12月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。