
2022年11月から、新デザインのイオンカード・ゴールドカードの発行がスタートしました。
従来のキャッシュカードやクレジットカードといえば、横型のイメージがあると思います。しかし新デザインのイオンカードは、縦型のスタイリッシュなデザインに。全世代の方々に対して永く共感され、愛されることを目指したのだそうです。縦型のデザインになっているのは、IC決済での利用を想定して、使いやすくするためです。
しかも表面には、氏名やカード番号、有効期限といった情報が記載されていません。これらの情報は、カードの裏面に集約されています。
これによって、IC決済で利用するときにも、周囲から情報を見られることが防げます。
もちろん、これまでのイオンカードと同じく、電子マネーWAONポイントやWAON POINTも利用できます。そのうえ、暗証番号・サイン不要で、決済端末にかざすだけで決済ができるタッチ決済機能も標準で搭載されています。
新デザインのイオンカードになるのは、2022年11月1日以降に新規申し込み・再発行手続きで発行されるカードから。有効期限更新のカードも新デザインになります。
対象となるイオンカードの種類は、
イオンカード(WAON一体型)
イオンゴールドカード(WAON一体型)
イオンカードセレクト
イオンゴールドカードセレクト
イオンセレクトクラブ
です。また、これらの対象カードの「G.Gマーク付きカード」「家族カード」も、新デザインで届きます。
数あるイオンカードのなかでもっともおすすめなのは、イオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード、クレジットカード、電子マネーWAONの3つの機能や特典が1つになったカードです。イオン銀行のキャッシュカードとして利用すれば、イオン銀行の口座で生活費などのやりくりができます。また、電子マネーWAONにチャージすれば電子マネーとして利用可能。そのうえ、クレジットカードとして利用した場合は、後日利用代金がイオン銀行の口座から引き落とされる仕組みになっています。
イオンカードセレクトでなんといってもおトクなのが、ポイントの二重取りです。
イオン銀行口座から電子マネーWAONにオートチャージすることでチャージ金額200円ごとに1電子マネーWAONポイントがもらえます。
加えて、電子マネーWAONポイントのご利用でお買い物をしたときにも200円ごとに1ポイント(電子マネーWAONポイント)がもらえるので、ポイントの二重取りができる、というわけです。
そのうえ、イオングループの対象店舗では200円で2ポイントもらえるので、イオンでお買い物をするならばさらにおトクにできます。
また、イオンカードセレクトでは、公共料金の支払い・給与受取をイオン銀行口座に設定することでも電子マネーWAONポイントがもらえます(適用には条件がございます)。
これらの特典がすべて進呈されるのはイオンカードセレクトのみのものなので、すでにイオンカードを持っている方も、イオンカードセレクトに切替えて活用するのがおトクです。
そのほか、イオンカードセレクトの詳しいメリット・デメリットについては、こちらで詳しく紹介していますので、ぜひご覧になってください。
イオンカードセレクトをはじめとするイオンカード・ゴールドカードのデザインがリニューアルしたことを紹介してきました。新デザインのイオンカードセレクトはよりオシャレで機能的になっています。
イオン銀行では、15周年の大型キャンペーンがいろいろと実施されています。たとえば、イオンカードセレクトとスマホアプリのイオンウォレットを組み合わせて利用すると、毎月2回、希望の日にイオングループ対象店舗でのお買い物でもらえるWAON POINTが基本の5倍(※)になります(対象期間は、2023年5月10日(水)のご利用分まで。対象期間終了後、同様の企画を実施する場合がございます)。
イオンカードセレクトを利用していると、イオンがおトクになる機会も増えるでしょう。これを機に、新しいデザインのイオンカードセレクトを作って、お買い物をしたり、イオン銀行のサービスを活用したりしてみてくださいね。
※基本とは200円(税込)ごとに1WAON POINT進呈をさします。
頼藤 太希
マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。
『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用 新NISA対応改訂版』(宝島社)など書籍100冊、著書累計170万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧Twitter)→@yorifujitaiki