変動金利

住宅ローンの変動金利とは、市場の金利の変動に応じて借入金利が変わる仕組みです。
金利水準が下がった場合は返済額も減りますが、金利水準が上がった場合は返済額が増えます。
金利上昇というリスクがある代わりに、金利が低めに設定されることが多いです。
なお、後述の固定金利特約を締結することにより、一定期間金利を固定することができます。

固定金利特約

固定金利特約とは、お借入れの期間中、特約を結ぶことにより一定期間金利を固定することができる仕組みです。
金利の変動に関係なく、毎月の返済額が決まっているので支出額を把握しやすく、住宅ローンの返済以外の支出の計画を立てやすくなります。
金利上昇のリスクが低い代わりに、金利が高めに設定されることが多いです。

イオン銀行住宅ローンの変動金利と固定金利特約

変動金利 固定金利特約
お借入利率
  • 毎年2回基準金利の見直しを実施します。
  • 毎年5月1日と11月1日を見直し基準日として、基準日時点の基準金利の差をもってお借入利率が上下(変動)します。
  • 特約期間を2年、3年、5年、7年、10年からお選びいただき、各特約期間に応じた借入利率を適用させていただきます。
  • 特約期間中の金利は固定され、お借入利率の変更はできません。
ご返済額
  • 5年ごとに見直しを実施します。
    (11月1日の見直し基準日を5回経過するごとに再計算を行い、新しいご返済額を決定します。)
    その間、お借入利率の変更があった場合には、元金と利息の割合で調整を行い、毎回のご返済額は変更しません。
  • ご返済額の見直しをする場合も新しいご返済額は、前回ご返済額の1.25倍が上限となります。
  • 特約期間中は、ご返済額の見直しはありません。
  • 特約期間終了後に、住宅ローン契約書に基づくお借入利率(変動金利)が適用される場合も、再度特約を締結する場合も、ご返済額は見直しとなります。その際には前回のご返済額の1.25倍の制限は適用されません。
メリット
  • お借入期間中に金利水準が下がると、それに合わせてお利息の負担額も減ります。
  • 金利水準が上がっても固定金利特約期間中のお借入利率は固定され、ご返済額も変わりません。
デメリット
  • 当初お借入時には最終返済日までの総返済額は確定しません。
  • お借入期間中 に金利水準が上がるとそれに合わせてお利息の負担額も増加します。
  • 固定金利期間中に金利水準が下がっても、お借入利率の変更はできず、ご返済額も変わりません。
  • 固定金利特約期間終了時のご返済額の見直しには、見直し幅の1.25倍の制限は適用されません。
  • 借入当初から固定金利特約が付いた当初固定金利プランもございます。

<変動金利返済額見直しのイメージ>

<固定金利特約返済額見直しのイメージ>