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賢い人はみんな使っている?2月13日はNISAの日

突然ですが、2月13日は何の日か知っていますか?
2月13日はずばり「NISAの日」です。NISAは「ニーサ」と読みます。語呂合わせの記念日です。
「NISA?何のことだかわからない。」という方も「聞いたことはあるけど、まだ始めていない。」という方も大丈夫。ここでわかりやすく解説します。

1,300万人以上が非課税に!みんな使っているNISA

NISAは、投資の利益について非課税を受けられる国の税制優遇制度です。日本語では「少額投資非課税制度」などと書かれます。2014年にスタートし、今では、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAと、3つのNISAの制度があります。

金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」によると、2019年9月末時点での口座数は、以下のようになっています。

  • 一般NISA…1,170万1,321口座
  • つみたてNISA…170万5,900口座
  • ジュニアNISA…34万2,842口座

最初に始まった一般NISAは、なんと約1,170万口座もあります!
また、つみたてNISAも2018年からのスタートで約170万口座あり、みなさん活用されています。

続いて、年代別の口座数を見てみましょう。

一般NISA口座数 つみたてNISA口座数
総数 1,170万1,321口座 170万5,900口座
20歳代 45万5,299口座 27万1,058口座
30歳代 119万2,246口座 42万8,987口座
40歳代 178万5,114口座 44万2,069口座
50歳代 200万7,996口座 30万8,701口座
60歳代 259万2,132口座 16万6,743口座
70歳代 249万4,893口座 7万6,298口座
80歳代以上 117万3,641口座 1万2,044口座
  • 表1:金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(2019年9月末)」より筆者作成
ジュニアNISA 口座数
総数 34万2,842口座
0歳 4,730口座
1~5歳 7万9,815口座
6~10歳 9万166口座
11~15歳 8万9,001口座
16~20歳 7万9,130口座
  • 表2:金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(2019年9月末)」より抜粋

年代別では、一般NISAは50歳代以降の高齢者層の利用が多いのに対し、つみたてNISAは20代〜50代で利用されており、幅広い年代で活用されています。

一般NISAとつみたてNISAの制度を理解しよう

年代問わず、みんなが活用しているNISA口座。今回は一般NISAとつみたてNISAについて、どのようなメリットと違いがあるかをご説明していきます。

一般NISA つみたてNISA
口座開設について 対象者 日本在住で20歳以上
金融機関変更
お取引きについて 取引主体者 口座名義人(ご本人)
非課税投資枠 120万円/年 40万円/年
非課税期間 最長5年間 最長20年間
口座開設期間 2023年まで 2037年まで
対象商品 上場株式、ETF、投資信託等 一定の要件を備えた投資信託等
ロールオーバー (保有商品の移行) 不可
払出制限 なし

まず、一般NISAとつみたてNISA、どちらにも共通するメリットは、投資の利益にかかる税金が非課税になることです。通常、投資で得られた利益には、20.315%の税金がかかります。しかし、NISAを利用して得た利益であれば、非課税となるのです。
たとえば、投資で10万円の利益が出たとしましょう。通常、この利益には約2万円の税金がかかるので、最終的に手元に残るお金は8万円ほどになってしまいます。しかし、これがNISAを使った投資の利益であれば、非課税となるため、10万円全ての利益を受け取ることができるのです。

続いて、一般NISAとつみたてNISAの違いですが、非課税投資枠と非課税期間が異なります。
一般NISAでは、年120万円までの投資で得られた利益が、最長5年間非課税にできます。主に投資できるのは、上場株式・ETF・投資信託等です。
対するつみたてNISAでは、年40万円までの投資で得られた利益が、最長20年間非課税にできます。主に投資できるのは、一定の要件を備えた投資信託等です。

このことから、一時金での投資や、毎月33,000円以上の積立投資を検討している場合は一般NISA、毎月33,000円以下で少額からの積立投資を検討している場合はつみたてNISAがおすすめだと考えられます。
(一般NISAとつみたてNISAの併用はできないため、ご自身の目的にあった口座を選ぶことが必要。)

イオン銀行の「一般NISA」「つみたてNISA」

イオン銀行では、一般NISA・つみたてNISAの口座を開設して投資信託を購入することができます。商品取扱い数についても、300銘柄超(※)の投資信託があり、自分好みの商品を選ぶことができます。

  • つみたてNISAでは投資信託20銘柄。

また、イオン銀行の一般NISA口座では投信自動積立で購入すると、購入時手数料が全商品無料となります。投資信託のなかには、購入金額のおおよそ1〜3%が購入時手数料として引かれるものもあるため、投信自動積立で購入時の手数料が無料となりおトクです。

「一般NISA・つみたてNISAについて詳しく知りたい。」
「たくさん商品があって何を選んだら良いか分からない。」
そんな疑問に対して、専門知識豊富な行員がいつでもお答えできることもイオン銀行の特徴です。イオン銀行の店舗は365日営業していますので、土日祝でも好きなタイミングで相談ができます。

資産形成が必要な時代。より賢くお金を増やす方法として、NISAはとても魅力的な制度です。ぜひ制度を活用し、有利に資産形成をしていきましょう。

今回のまとめ

  • NISAは、投資の利益について非課税を受けられる国の税制優遇制度。
  • 1,300万人以上の人が、NISA口座を持っている。
  • イオン銀行の一般NISA口座は、購入時手数料が全額WAONポイントで還元。また、365日営業しており好きなタイミングで相談ができる。
  • 本ページは2020年2月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

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マネーコンサルタント 頼藤 太希

慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWEBメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営。マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintechなどに関する執筆・監修、書籍、講演などマネーリテラシー向上に努めている。著書は「入門仮想通貨のしくみ」(日本実業出版社)、「投資信託 勝ちたいならこの7本!」(河出書房新社)、「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員。マネーコンサルタント。

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