サブスクも見直し!支出を上手く管理する方法
執筆者:ファイナンシャルプランナー 肥後 知歩
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- 節約術
毎月発生する固定費、細かいところまで管理できていますか?
家賃、光熱費、通信費などの大きな固定費は把握できていても、細かく見ると意外と小さな固定費を見落としていた、なんてことがあるかもしれません。
今回は、いま注目されている「サブスク」を例に挙げて考えてみましょう。
急激に広まりを見せているサブスク、利用していますか?
物に溢れた現代は「断捨離」「ミニマリスト」という言葉をよく聞くようになり、「モノを持たない暮らし」を目指すトレンドも生まれています。以前の「所有する」という価値から「利用できる」ことへの価値に重きが置かれるようになりつつあり、その中で人気なのは「サブスク」こと「サブスクリプション」というサービスです。
「サブスク(サブスクリプション)」とは、商品やサービスそのものを購入するのではなく、月々一定額を支払い、該当のサービスが利用できるという仕組みです。
人気の動画や音楽、電子書籍から、車、英会話、ブランド品、洋服、ワークスペース、コンタクトレンズ、家電、クリーニング、カメラ、お花…など、ありとあらゆるジャンルに至ってサブスクのサービスは広がりを見せています。月額制の動画配信サービスや音楽配信サービスを利用されている方は多いのではないでしょうか?
サブスクの人気が高まっている理由は、多くのサービスや高額の商品が低価格で利用できる割安感が大きな要素です。例えば1カ月に約2,000円のCDアルバムを5枚購入したら約1万円の出費になりますが、ある音楽配信サービスで考えると、月額1,000円ほどでCDアルバム5枚どころかさまざまなジャンルの音楽が何千万曲も聴けてしまうのですから、とても便利でやはり割安感があります。利用者が増え、色んなジャンルでこのサービスが広がるのも納得できますね。
ところで皆さんはどれくらいの金額を月々サブスクに支払っていますか?
ひと月あたりのサブスクリプション・サービスの支払金額(年代別)
上記のグラフを見てみると、サブスクへの支払い月額は年代によって多少前後しますが、全体でみると51.0%と約半数の方が1,000円以下の月額です。そして、残り半数の方はそれ以上の金額を月々支払っていることが分かります。
このサブスクは、上手く活用していれば勿論おトクなサービスと言えるのですが、実は活用方法次第では割安どころか、高くつくことになってしまう恐れもあります。頻繁に利用して生活の彩りになっているサービスはもちろん利用し続ける価値があります。しかし、サービスによっては都度購入したほうが経済的なケースもありますので、しっかり検討して取捨選択する必要があります。せっかく便利で割安なサービスですから、その利点を有効に活用できるよう常に自分で管理して利用状況を見直しましょう。
イオンカード公式アプリを使って支出を上手に管理!
月々の支出を把握して家計の管理をするには、その内容(明細)を「見える化」することが大切です。イオンカードユーザーの方なら公式アプリの「イオンウォレット」の利用がオススメです。登録されたカードの明細がいつでも確認できるので、一つ一つの出費を振り返りながらその場ですぐ把握することができます。サブスクは大変便利で利用している方も多いと思いますが、賢く家計の節約に繋がるような使い方を心がけ、更なる家計改善を目指しましょう。
今回のまとめ
- 動画配信、音楽配信、電子書籍など多種多様なサブスクリプションサービスが人気。
- 低価格で多くのサービスが利用できるのが人気だが、利用状況の適切な管理が大事。
- イオンウォレットアプリなどで月々の出費を見える化し、家計改善を。
- ※ 本ページは2020年9月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。