お世話になった方への送別のプレゼント。予算別の人気商品や相場感をご紹介!
執筆者:ファイナンシャルプランナー(AFP)|タケイ 啓子
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- 節約術
春は出会いと別れの季節と言います。退職や転勤、異動によるお別れは辛いものですが、新たな旅立ちの喜びでもあります。お世話になった方とのお別れには、心を込めた送別会やプレゼントを用意したいもの。
今回は、お世話になった方への送別会やプレゼントについて、予算別の人気商品をご紹介します。そして、スマートでストレスなくこなせる幹事のコツも、あわせてお伝えしていきます。
送別会や退職祝いの人気プレゼントはいくらくらい?
送別会や退職祝いの予算は、職場であれば前例の相場に習うのが最も無難です。お世話になったからといって高額な予算にしてしまった場合、その後に続く送別会の予算に影響が出てしまいます。
また、仲間内で行うなら、普段の飲み会より1,000~3,000円程度金額を上げると無理がなくて、特別感も出ます。
【予算別】送別会で喜ばれる人気のプレゼント
プレゼントはサプライズも大切ですが、喜んでもらえることが一番。さりげなくリクエストや好みを聞き出せるよう工夫しましょう。
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【3,000~5,000円】
花のプレゼントは送別会の定番です。生花のブーケもいいですが、プリザーブドフラワーなら長く楽しんでもらえます。
実用品であればハンカチや靴下なども人気です。 -
【5,000~10,000円】
送り出す人の名前入りや、メッセージを入れられるものはより一層、喜んでもらえるのではないでしょうか。名前入りの万年筆やゴルフボール、フォトフレームなど、さまざまなアイテムがあります。メッセージを入れるのでしたら、どんな言葉がいいかじっくり選んで決めたいですね。
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【10,000~20,000円】
アルコール好きなら、こだわりのワインや日本酒もオススメ。誕生年や入社年に収穫したブドウで作ったワインを送るのもしゃれています。
プレゼントの予算は、人数といくらずつ集めるかで決まります。こちらも、あまり負担にならない金額で、できるだけ人数を集めて考えたいですね。送別会には出られない人でも、プレゼントだけは協力できる場合が多いので、送別会とは別にメンバーをとりまとめる必要があります。
送別会やプレゼントの最難関は、実はお金のやりとり
送別会の場所やプレゼントを決めるのは、大変ですが楽しいものでもあります。送り出す人の喜ぶ顔を思い浮かべると、頑張って成功させようと張り切る気持ちになります。
しかし、どうしても手間になってしまうものもあります。幹事慣れしている人でも難しいのがお金のやりとりです。
会費の集金の際、「今手持ちがない」とか、「来週でもいい?」と言われることも多々あり、とてもストレスになってしまいます。
払ってもらうのは当然なのに、催促する時になぜか気まずい思いをするのも納得がいきません。
また、ワリカンをきっちりしようと思っても、1円単位にすればおつりの用意が面倒です。しかし、端数の分を自分が多めに払うのも違和感があります。
きちんとしたいことなのに、メンバーが多くなればなるほど難しくなるのがお金の取りまとめなのです。
幹事なら知っておきたい!集金・ワリカンは送金アプリがオススメ
そこでオススメしたいのが、送金アプリの利用です。スマートフォンにダウンロードしておけば、送金をするのも受け取るのも簡単。集金して集まった金額を銀行口座へ入金することもできます。送金は1円単位からできますから、きっちりとワリカンもできます。チャット機能があれば、面と向かって催促をしなくてもいいので、大人数の集金が簡単に出来て明細を説明する手間も省けます。
また、記録が残ることも大きなメリット。大人数になるほど管理が大変ですが、送金アプリなら履歴が残るので安心です。
集計後に計算が合わなくなって、幹事ひとりが困ることもありません。
送金アプリの賢い選び方
では、どのような送金アプリを利用すればいいのでしょうか。
まずは、多くの人が利用しやすいアプリであることです。具体的には、連携できる金融機関が多いことが目安になります。
送金アプリは数々ありますが、pring(プリン)というアプリは、イオン銀行口座をはじめとした多くの金融機関と連携しています。集めたお金は連携している金融機関の口座や指定のATMで引き出すことも可能。さらに、出金手数料は無料になります。
送金アプリを上手に利用することで、お金のことはスムーズに取り仕切り、その分お世話になった方への送別会・プレゼント選びに時間を充てるのが理想的とも言えます。
今回のまとめ
- 送別会やプレゼントの予算は前例を相場にするのが理想
- スムーズかつストレスなく会費を集金できる送金アプリは便利
- 送金アプリは、提携している金融機関と手数料が選ぶポイント
- ※ 本ページは2020年2月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。