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オンラインサービス・非対面サービスの市場拡大中。住宅ローンの申し込みも非対面で可能です!

政府が働き方改革を提唱しワーク・ライフ・バランスの実現や東京オリンピック・パラリンピック期間中のリモートワークの推奨など、さまざまな面から促進されているオンラインサービス・非対面サービス。以前から広まっていましたが、コロナ禍を契機にさらに身近になったのではないでしょうか。

対面が当たり前だったサービスも「ソーシャルディスタンス」を合言葉に、距離を保ったり、できれば対面しない方法をとったりするようになっています。

今回は、そんなオンラインサービス・非対面サービスの広がりや現状についてお伝えします。

オンラインサービス・非対面サービスのいろいろ

まずは、さまざまな分野でニーズが高まっているサービスを見ていきましょう。

ショッピング

非対面サービスは、インターネットが普及する前から、カタログ通販やテレビ通販がありました。電話やハガキで申し込みを行い商品が配送されるサービスです。また、インターネットの普及に伴い、インターネット上でモノやサービスを購入し決済まで行うことができる電子商取引を活用している方も多いでしょう。

コロナ禍においては外出を控える必要があり、生活必需品の買い物もできるだけ外出せずに済ませたいというニーズがあります。

そんな状況を背景に、生活協同組合コープこうべでは、2020年2月末以降、加入の新規申し込みが増え、前年同期の1.2倍のペースとなっています。また、埼玉県さいたま市のコープデリ生活協同組合連合会も、新規加入に関する資料請求数が、3月2〜6日の週は、その前の週に比べて16%アップという結果です。(*1)

また、新規加入者の増加に伴い注文数も増えています。パルシステム生活協同組合連合会では、2020年3月第1週は前年同期比21%の成長率となりました。(*2)

学習サービス

学習に関するサービスでは、課題が送られてきて返送すると添削されてアドバイスが受けられるものや、DVDやテキストで学習して試験を受けるものなどがあります。

最近ではパソコンやスマートフォンを使ったeラーニングも広まりを見せており、2020年度の国内eラーニング市場規模は、前年度に比べて4.5%増の2460億円と予測されています

  • (出所:(株)矢野経済研究所「eラーニング市場に関する調査(2020年)」2020年4月27日発表)。

これらは、近くに学習塾や教室がない地域でも、一流の講師の授業が受けられ、自分のペースで学習できるメリットがあります。
さらに、オンライン学習では双方向性の情報伝達が可能になり、その場で講師に質問ができるので、自宅に居ながらにして、あたかも教室にいるように学習することが可能です。

ビデオ会議・通話システム

オンラインの双方向性を活かすと、今までは対面が当たり前だった会議やミーティングなどもオンラインでできるようになります。ビデオ会議では、いわゆる「空気を読む」ことが難しいと言われますが、それだけに率直な意見交換ができるメリットもあるのではないでしょうか。
在宅勤務やリモートワークは今後も利用が拡大することが予想されます。オンラインを積極的に利活用する企業や学校などは増えることになるでしょう。

金融サービスでも非対面での取引が拡大

今までは銀行の店舗に来店し、対面で行うことが当たり前のことも、オンライン・非対面でできることが増えています。

銀行では、スマートフォンがあればいつでもどこでも、残高照会や振り込みなどができるようになっています。
時間や場所の制限を受けないインターネットバンキングの利用はますます広がることでしょう。

イオン銀行では住宅ローンも非対面で手続きができ、サービスを強化しています。
平日に限らず土日を含めて、インターネットや電話・郵送で手続きができます。
お金のこと、しかも高額の契約になる住宅ローンは、信頼できる金融機関に相談したいですね。さらに便利で安心な非対面サービスを利用できるなら、利用価値は大きいのではないでしょうか。

今後も増えるオンラインサービスはどう選ぶ?

今後、非対面やネットで完結できるサービスは拡大し続けていくでしょう。
そんな中、どのようにオンラインサービスを選んだらいいのか、自分なりの基準を持つことが大切です。

まずは、運営会社の信頼性です。
しっかりしたサービスが提供されることはもちろんのこと、個人情報など大切な情報を伝えるのですから、信頼できる運営会社のサービスを選びましょう。

そして、疑問点や不安なことがあればすぐに相談できる体制が整っていることも重要なポイントです。コールセンターに電話で問い合わせができたり、インターネットで「よくある質問」が充実していたりすると安心です。
また、コストについても確認が必要。非対面だから安いとは限りません。
解約・キャンセル方法についても、念のため確認しておくといざという時に困りません。

オンライン・非対面サービスを使いこなして、さらに便利で安心な暮らしにしたいですね。

今回のまとめ

  • オンラインサービス、非対面サービスは各方面で広がっている
  • 金融機関でもオンラインサービスが普及、住宅ローンの申し込みも可能
  • オンラインサービス選びは、運営会社の信頼性が重要
  • 本ページは2020年8月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

インターネットで住宅ローン事前審査のお申込みが可能です。

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ファイナンシャルプランナー(AFP) タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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