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住宅ローンの審査期間はどれくらい? 購入に間に合わせるために気をつけること

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コロナ禍の影響で在宅勤務が増え、住宅の価値観も今までとは違ったものが求められています。通勤に便利なところ以外にも、郊外や地方移住も選択肢に入れた住宅購入を検討されている方もあるでしょう。コロナを逆手にとって、税制の特例を利用したいと考えているのなら、期限までに契約を終えなければなりません。
今回は、住宅ローンを利用するうえで知っておきたい借入れまでの流れと、住宅購入をスムーズに行うために気をつけることを解説していきます。

住宅ローンの申込みから借入れまでの流れ

住宅は、人生で最も高額な買い物です。住宅ローンは扱う金額が大きいため、申込みから融資実行までにはどうしても時間がかかります。金融機関のほうでも長期にわたってきちんと住宅ローンを支払ってもらえるのか、たくさんの書類をもとに審査が行われます。

実際の住宅購入の手続きでは、購入したいと思う物件の契約と住宅ローンの手続きは、平行して行われます。専門的な内容や慣れないことが多いので、全体の流れを把握してどんなタイミングで何の手続きが必要なのかを理解していると、無駄な時間がかからず借入れまでの期間を短くすることができます。

住宅ローンの申込みから借入れまでは、次のような流れで進んでいきます。

事前審査(仮審査)の申込みと審査

本審査(正式審査)の申込みと審査

契約

融資実行(借入れ)

金融機関の中には、事前審査がなく、いきなり本審査から始まるところもあります。

物件の購入には、正式な売買契約の前に「購入申込み」をし、同時期に住宅ローンの事前審査の申込みをすすめる業者もいます。物件購入の契約をしても、すべての人が審査に通るわけではありません。審査が通らなかったときに売買契約を解除するリスクを減らすために、事前審査が承認となった後に売買契約を結ぶことが多くなっています。審査は金融機関ごとに違うため、保険をかける意味で事前審査を複数の金融機関の申込む人もいます。

住宅ローンの手続きにはどれくらいかかるの?

おおむね事前審査には1~3日程度、正式審査には10日~2週間程度がかかります。ですから住宅ローンの事前審査の申込みから融資実行までには、1カ月半程度を見込むとよいでしょう。金融機関で審査に要する時間は異なりますし、2月や3月などの繁忙期や連休をはさむ場合には、いつもより時間がかかることがあるので注意が必要です。

また審査を申し込む時期や書類に不備があると審査期間が長くなるケースもあり、購入物件の引き渡しに期限がある場合には、十分な余裕がないと間に合わないということもあり得ます。職業が個人事業主や会社役員だという人は、会社員や公務員の人より、審査に時間かかるケースがあり、規定外の書類の提出を求められることもあります。さらに借入希望額が高額な場合にも時間の余裕が必要です。

融資までの間にウエイトを占めるのは、事前審査と正式審査

住宅ローンの手続きの中で最もウエイトを占めるのは、何といっても事前審査と正式審査です。住宅購入資金を自前で準備できる人は別として、住宅購入はお金を借りられなければ何も始まらない「融資ありき」の世界だからです。

事前審査は正式な住宅ローンの申込みではないため、書類が不要な金融機関が多く、源泉徴収票などから、会社名、会社の住所、入社年月、前年度の収入をもとに、収入と借入額のバランスや完済時の年齢などが審査されます。書類以外には、土地・建物の値段や自己資金(頭金)、返済期間、購入する予定の住宅の種類などの情報が必要になります。

まれに事前審査が通っても正式審査は通らなかったということもあります。まさに正式審査からが住宅ローン審査の本番となります。正式審査では、多くの提出書類が必要になり、土地や建物、収入合算者、保証人など含めて審査がされます。審査期間を短くするためには、ご自身で準備する必要書類をそろえておくことが重要になります。

住宅ローンといっても、ご自身が単独で借りる以外にも、夫婦の収入を合算してローンを組む場合や、配偶者が連帯保証人になる場合、また親族が所有する土地に住宅を建築する場合などさまざまです。金融機関に応じて必要書類が違いますので、提出する書類や資料に不安がある場合には、早めに準備しておくとよいでしょう。金融機関によっては、あらかじめどんな書類が必要になるのか提示しているところもあります。イオン銀行の場合には、借入の用途に応じて「住宅ローン必要書類リスト」としてHPに掲載しています。申込みの内容によっては、新たな書類の提出もあるので、時間に余裕をもって審査の申込みを行いましょう。

審査の前に相談をしておくことが時間短縮のカギになる

住宅購入は人生において大きな影響を与える大きな手続きです。いきなり事前審査の申込みをする前に、「相談」というプロセスを加えることによって、わからないことを相談しておいたり、必要な書類を事前に知っておいたりすると、スムーズに住宅ローンの手続きを行うことができます。また場合によっては、具体的なアドバイスを聞くことができ、金利が安くなる方法を提示してくれることもあります。

引き渡し日(融資実行の日)までが短い期間である場合には、審査が間に合わないということがないよう入念な準備が必要になります。わからないことがあれば事前に金融機関の窓口に相談しておかれることをおすすめします。金利や手数料以外にも、団信の内容や融資実行までのスケジュールが間に合うのかなどを確認しておくと安心ですね。
正式審査後も、契約や登記手続きなど煩雑で慣れない手続きがあります。ご自身で内容を把握しておきましょう。

イオン銀行では、電話をはじめオンライン相談、店頭での相談を受け付けています。店頭での相談は、インターネットから来店予約ができます。高額なローンを組むのに、ネットからの住宅ローンの手続きだけでは不安がある人でも、顔が見える店頭相談なら心強く感じられるのではないかと思います。住宅ローンは人生における重大な契約の一つです。ご自身で内容を確認して、余裕をもって対処できるようにしておきましょう。

今回のまとめ

  • 住宅ローンの審査期間は、それなりの日数が必要になるので、引き渡し日(融資実行)までに間に合うように、十分な余裕をもってローンの申込みを行いましょう。
  • 住宅ローンの事前審査と正式審査は、時期や金融機関によって異なります。申込みが集中する時期は注意が必要です。
  • 住宅ローンの手続きでは事前審査と正式審査のウエイトが大きいので、必要書類の準備がスムーズな手続きのカギになります。
  • 余裕をもって住宅ローンの申込みをするために、事前に相談しておくとよいでしょう。
  • 本ページは2021年11月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

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株式会社ブリエ 代表取締役 池田幸代 本気の家計プロ®

証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不動産賃貸業経営。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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