忙しい人やめんどくさがりな人にもできる!長期投資のすすめ!
執筆者:ファイナンシャルプランナー(CFP)|高山 一恵
執筆者:マネーコンサルタント|頼藤 太希
-
- ためる・ふやす
イオン銀行では250銘柄超の投資信託をラインアップして、みなさまそれぞれの資産運用をサポートしています。しかし、投資信託を選ぶ人にとっては、数が多すぎて迷ってしまう可能性もあります。
選択肢が増えてしまうと決定ができなくなり、結果として何もしないという選択肢を選ぶ傾向が強くなります。このことを行動経済学では「決定麻痺」と呼びます。
そこで今回は、2人のファイナンシャルプランナーに、もしも今、イオン銀行で10万円分の投資信託を買うとしたらどれを選ぶ!?という企画に参加していただきました。ぜひみなさまのファンド選びの参考にしてください。
高山:私たち2人が、今10万円あったらどの投資信託を選ぶかという企画ですが、そもそも、投資は面倒だったり、投資はお金持ちがするものと思われたりしていますよね。まずはそのあたりを払拭するべく、頼藤さんお願いします。
頼藤:いきなり僕に振ってきましたね(笑) 確かに、デイトレーダーと呼ばれる人のように1日単位の投資をする場合は手間がかかりますが、1年、3年、5年と長期投資をすれば、手間は一気に減りますし、積立投資をすれば機械的にできます。また、お金持ちがするものという意見に対しては、投資信託は今や1,000円と少額から購入することができます。ちなみに、元本割れするのが怖いから投資はしないという人もいますよね。
高山:マネー相談の場でも、「投資の必要性はわかっても、リスクが怖いんです」というお客様はいらっしゃいます。人間は損をするのを極端に嫌う生き物ですし、損をしたら二度と投資をしたくない!となってしまいます。私は、上手く値動きと付き合っていく方法を伝えています。それは「長期」「積立」「分散」で投資するということ。
頼藤:「長期」「積立」「分散」というキーワードは必須ですね。「長期」については、短期間で相場を見てみると、一時的な要因により変動の幅が大きく振れることがあっても、長期でみれば変動幅がならされますし、複利効果を享受することができます。「積立」については、投資のタイミングをわけて時間を分散することで、値動きに左右されにくくなります。「分散」について、値動きの異なる資産を組み合わせることで、変動幅を抑えることができます。そして、投資をする上で、忘れてはならないのが金融商品のコストが低いかどうか。
高山:そうですね。金融商品に投資を行う場合、必ずつきまとうのがコストです。投資信託の場合は、主に「購入時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」という3つのコストがかかります。カンタンに言えば、「買うとき」「保有しているとき」「売るとき」に手数料がかかるということ。このコストをいかに抑えるかは重要ですよね。保有している間ずっとかかる信託報酬は特に。
頼藤:その通りです。仮に、過去の運用利回りが5%、信託報酬が1%の商品があったとして、この運用利回り5%は将来も約束しているわけではありません。相場が下落し、マイナスとなることもあります。一方、信託報酬は利益が出ている時は良いですが、損を出した時も必ず支払わなければなりません。よって、「低コスト」であるかどうかは投資信託を選ぶ上で最重要ポイントです。
高山:私もそう思います。というわけで、今10万円あったらどの投資信託を選ぶかという企画の本題にようやく戻りますが(笑)、私はアグレッシブな投資は好きなのですが、40代で結婚していて子どももいますので、ミドルリスクミドルリターンのポートフォリオでいきたいと思います。
頼藤:僕は、30代独身なので、リスクが取りやすいことと、アグレッシブな投資が好きなので、少し積極的なポートフォリオでいきたいと思います。もちろん、低コストで。
- ※ 本ページは2017年9月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。
お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。