ホーム>イオンでおトク>格安スマホを理解して乗換えて、毎日の暮らしを楽しもう~スマホ・携帯電話料金の無駄を見直そう③

格安スマホを理解して乗換えて、毎日の暮らしを楽しもう~スマホ・携帯電話料金の無駄を見直そう③

いまさら聞けない格安スマホ~格安スマホを理解して乗換えて、毎日の暮らしを楽しもう。

毎日欠かせないスマホ・携帯電話だからこそ、毎月の料金は徹底的に安くできるに越したことはありません。前回のコラム(通信プランは最低でも半年に1回は見直そう~スマホ・携帯電話料金の無駄を見直そう②)では、料金プランの見直しをしてみましょう、というお話とともに、通信会社のビジネスの仕組みについてもお話させていただきました。ご自身が契約されている料金プランと、実際に利用しているデータ通信容量が大きく乖離していた、という方も多かったのではないでしょうか。
今回は、いよいよスマホ・携帯電話料金の見直しの大本命である、「格安スマホ」のお話です。ここでは前半に「そもそも格安スマホとは何なのか?」というお話を、後半には、実際の「格安スマホへの乗換え方法」をご案内していますので、ぜひご自身の乗換えプランをシミュレーションしてみてください。

格安SIMと格安スマホ、何が違うの?

ここ数年、ニュースや新聞、家電量販店などで、「格安SIM」や「格安スマホ」という言葉が多くみかけるようになりました。スマホ・携帯電話料金はよくわからない、という方の多くは、そもそも「格安SIM」や「格安スマホ」という言葉の違いもよくわからない、という方もいらっしゃると思います。
結論から言いますと、これらの言葉の違いをあまり気にすることはない、ということです。「SIM」とは、通信会社から提供された電話番号が書込まれたICカード(SIMカード)のことで、このSIMカードをスマホ・携帯電話に挿込むことで、通話や通信がつかえるようになります。つまり「格安SIM」とは、「料金プランが格安のSIMカード」という意味で、この「格安SIM」が入ったスマホのことを「格安スマホ」ともいうわけですが、あまり違いはありません。なお、「格安スマホ」といった場合は、単に端末価格が激安のスマホのことを言う場合もあります。

格安スマホは、「通信料金が格安な通信会社をつかっているスマホ」です。

格安航空会社、格安物件、などなど。いまや世の中には格安が溢れかえっていますが、そのなかでも通信料金、つまりスマホ・携帯電話料金がとっても安い通信会社をつかっているスマホを「格安スマホ」といいます。
先ほど、「格安SIMが入っているスマホを格安スマホという」というお話をしましたが、そう、何も「格安スマホ」専用のスマホがあるわけではなく、いまみなさんがつかっているスマホも、SIMカードさえ「格安SIM」に変えてしまったら、格安スマホに早変わりするわけです。
格安、というわけですから、安いには理由があるわけです。おそらくほとんどの方が、その「格安」という言葉に魅力を感じながらも、何となく怪しい、危ない、ストレートにいえば、いざというときにつながらない、というような不安を抱いていらっしゃるのではないでしょうか。

格安スマホの「つながりやすさ」(通話や通信のエリア)は大手通信会社と同じです。

まずみなさんに、はっきりとお伝えしておかなければいけないのは、「格安スマホ」のつながりやすさ(通話や通信のエリア)は大手通信会社と変わらない、ということです。残念ながらネットやSNSでは「やっぱり格安スマホはつながらない」という声をみかけますが、「格安スマホがつながらないときは、大手通信会社もつながらない」ということが正しいのです(あくまで平常の場合で、格安スマホ事業者に起因する障害が発生している場合は異なります)。
なぜなら、格安スマホ事業者は、大手通信会社から通信網(電波施設や交換機などの全国の通信設備)を借りて事業を行っているため、利用しているSIMカードの種類やスマホなど、条件が同じであれば、つながりやすさ(利用できるエリアや電波の強度など)は大手通信会社と理論的に同じです。

格安スマホの「通信速度」は、一般に大手通信会社より遅くなります。

格安スマホの「つながりやすさ」は大手通信会社と同じですが、「通信速度」は一般に大手通信会社より遅くなります。「つながりやすさ」は同じで「通信速度」は違う、って、わかりづらいですよね。
たとえば、ある場所でSNSと動画を見た場合、SNSは大手通信会社も格安スマホも同じように見られても、動画は少しカクカクしてしまうかもしれません。これは、SNSよりも動画の方が、データ通信容量が多いため、同じエリアや電波強度(=つながりやすさ)であっても、大手通信会社よりも格安スマホの方がデータの受信に時間がかかる(=通信速度が遅い)からなのです。
では、どれくらい差が出るのかということですが、個人で許容できる範囲が異なるために一概には言えませんが、SNSや音楽程度であればとくに問題なく利用ができるものの、高画質の動画やゲームには支障が出てくる、と一般的によくいわれています。
ここで大事なことは、このお話はあくまでデータ通信のことであり、そもそも電話は関係ない、ということです。格安スマホだから、いざというときに110番や119番につながりにくい、ということは、まったくありませんので、ご安心ください。

格安スマホは、なぜ「安く」、なぜ「遅い」のか。

格安スマホの「つながりやすさ」と「通信速度」についてお話したところで、なぜ格安スマホが「安く」て「遅い」のか、ということをお話しておきます。
先ほどお話したとおり、格安スマホ事業者は、大手通信会社から通信網を借りてお客さまに通信サービスを提供しています。そこで、お客さまに料金をお安く提供する代わりに、取捨選択をしたのが「通信速度」です。少し難しいお話になりますが、大手通信会社の通信網は、すべての人が快適な通信速度で利用できるように設計されています。通信速度が大手通信会社と同じ快適さになるように、たくさん通信網を借りると、その分だけ費用が高くなります。反対に、そこまで通信速度は必要ない、と割り切って通信網を借りる量を調整すると、その分だけ大手通信会社から借りる費用が安くなります。ですから、格安スマホは「安く」て「遅い」のです。
また、格安スマホの事業者は、自前の通信網がないため、大手よりも通信サービスに必要な設備も限定的ですので、その分だけ設備投資や人件費が安くなります。また、より安価に通信サービスを提供するために、テレビCMなどへの広告宣伝費も抑えている事業者も多くあります。これらの結果、格安スマホはお客さまに安価な通信サービスを提供できているわけです。

格安スマホの乗換えに必要なものは、「MNP予約番号」と「本人確認書類」「クレジットカード」だけ。

それでは、格安スマホに乗換えるには、どんなに難しいハードルが待っているのでしょうか。結論から言ってしまうと、実はそんなに難しい手続きはとくに必要ありません。
格安スマホであれ、大手通信会社であれ、いまつかっている電話番号を引き続き利用できるようにして、契約する通信会社を変更する場合には、「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号」という10桁の予約番号を用意する必要があります。この予約番号は、現在利用している通信会社のマイページやお問合せ窓口で発行してもらうことができ、発行日から15日間有効です。予約番号の有効期限が過ぎた場合、自動的に通信会社の乗換えをキャンセルしたことになるので、とくに手続きなく現在の通信会社との契約がそのまま継続します。
携帯電話の契約には、マイナンバーカードや運転免許証などの「本人確認書類」が必要です。また、格安スマホ事業者は、たいていの場合、月額料金の支払い方法が「クレジットカード」に制限されていますので、利用料金の支払いに使用するクレジットカードも用意が必要です。
ほとんどの格安スマホ事業者は、インターネットで申込みを受付けていますので、この「MNP予約番号」と「本人確認書類」「クレジットカード」を用意して、これから利用したい格安スマホ事業者の契約申込みページから申込めば、数日後にはSIMカードが届きます。このSIMカードを、利用しているスマホに差換えて、初期設定をすれば、その日から格安スマホを利用することができるのです。

乗換えるときの注意点①~いまのスマホにあったSIMカードをえらぼう。

とはいえ、格安スマホ事業者は、大手通信会社の複数のSIMカードを、さまざまなブランド名で提供していますので、「どの格安スマホ事業者の、どのSIMカードをつかったらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
このお悩みへのもっともかんたんな答えは、「現在利用している通信会社と同じSIMカード」をつかいましょう、というものです。NTTドコモを利用されている場合は、NTTドコモのSIMカードを、auを利用されている場合は、auのSIMカードを選択してください。ちなみに、日本国内で販売されているiPhoneは、どのSIMカードにも対応していますが、基本的には同じ通信会社のSIMカードを選択いただくのがよいといえます。

乗換えるときの注意点②~同じ通信会社のSIMカードなら「SIMロック解除」は基本的に不要。

2021年9月まで、日本国内で発売されたスマホには、「スマホによってつかえる通信会社のSIMカードを制限する(=SIMロック)」という仕組み」があり、その制限を解除することを「SIMロック解除」といいます。ただし、SIMロックの解除が必要なケースは異なる通信会社のSIMカードをつかう場合ですので、先ほどお話したように、同じ通信会社のSIMカードをつかう場合には、基本的に「SIMロック解除」は必要なく、そのまま差換えるだけで利用できます。
また、2021年10月以降に発売されているモデルは、原則としてSIMロックが禁止されているため、そもそもSIMロックが設定されていません。
なお、2017年7月以前に発売されたスマホの場合、同じ通信会社のSIMカードでも「SIMロック解除」が必要となる場合がありますので、「SIMロック」や「SIMロック解除」の詳細は、大手通信会社のホームページなどをご確認ください。

乗換えるときの注意点③~通信会社独自のサービスを利用している場合は注意。

大手通信会社は、「通信会社専用のネットサービス」や「携帯電話料金合算払い」というサービスを提供しています。前者は、ニュースやコンテンツ、Wi-Fiスポットなどを、契約者が無料または通常よりも安い料金で利用できるサービスです。後者は、お店やネットで利用したサービスの料金を、携帯電話料金とあわせて支払うことができるサービスです。これらの通信会社独自のサービスは、格安スマホの事業者では利用できない場合がほとんどですので、注意が必要です。
また、家族割や、固定電話や光回線などのご自宅の固定通信との割引サービスを契約されている場合も、乗換えと同時に割引が解除されるため、注意が必要です。
ただし、格安スマホの最大のメリットは、「これらのサービスを別に支払っても十分に安い」通信料金なのです。実は、家族割や、固定通信との割引サービスは、せいぜい1回線あたり数百円程度の値引きでしかなく、家族全員が格安スマホに乗換えた場合に節約できる料金の方が圧倒的に安い、ということがほとんどなのです。

圧倒的に安い格安スマホ~イオンモバイルの場合をご紹介。

格安スマホ、というわけですから、やはりその魅力は圧倒的な安さです。
たとえばイオンモバイルの場合、お1人で3GBなら、月額税込でわずか1,078円(※1)で利用できます。現在の通信会社の料金が、3GBで月額税込5,665円(※2)だった場合、月々約4,500円も差額があり、年間なら約54,000円も安価になるのです。
ちなみにイオンモバイルにはご家族向けのシェアプランがあり、ご家族3人で9GB(お1人3GB換算)なら、なんと合計月額税込2,508円(※3)で利用できてしまいます。

  • ※1 2022年6月時点。通話料、オプション料金等別途。
  • ※2 2022年6月時点の大手D社の無制限プランの月額料金(3GBまで:各種割引適用前)。家族割や固定通信割引等の各種割引適用前。通話料、オプション料金等別途。
  • ※3 2022年6月時点。9GBの基本料金(お1人分)税込2,068円にお2人分の追加利用料税込220円×2を加算した料金。通話料、オプション料金等別途。

実際の利用料金の差額は、「毎月の平均的なデータ通信容量」や「現在契約している通信サービスの料金」によって変わってきますので、まずは現在のご自身お1人、またはご家族の利用明細と、格安スマホの事業者の料金プランを見比べることから始めてみてください。

これまでのお話を難しく感じた方は、お近くのイオンでご相談ください。

今回は実際に格安スマホに乗換えることを前提にお話をしてきましたので、これまでよりも少し難しく感じられた方も多かったのではないでしょうか。
ここまでのお話を難しく感じられた方は、ぜひお近くのイオンの携帯電話売場で相談してみてください。
イオンの携帯電話売場では、イオンモバイルだけでなく、さまざまな通信会社を取扱っていますので、イオンモバイルはもちろん、取扱っている通信会社すべての比較・検討をスタッフがお手伝いさせていただきます。お客さまからは「毎月つかっているデータ通信容量がわからない」「MNP予約番号の取得方法がわからない」「どのスマホとSIMカードがいいのかわからない」といったお問合せをよくいただいています。いま、あなたが難しいと感じられたことは、みなさんにとっても難しいことなのです。でも、ひとりで解決できないことでも、誰かに聞くことで解決できることは、たくさんあると思います。スタッフも、お客さまの「自分にあった通信会社とスマホと料金プランをえらびたい」というご期待にお応えしたいと考えていますので、ご契約の通信会社にかかわらず、お声をかけていただければ幸いです。

イオンモバイルは、いつものお店で、1GBずつえらべて、ムダがない。

私たちイオンモバイルの料金プランは、1GBでえらべるように設計しています。これは、お客さまひとりひとり利用されるデータ通信容量は異なるのだから、1GBずつえらべるようにすべきだ、という考えからです。そして、もしつかい切れなかった場合には、翌月にあまった容量を繰り越して、その分だけ料金プランを見直せば、何度でもムダがありません。そして、何よりも最大のメリットは、いつものお店でお困りごとが相談できる、ということです。
毎日欠かせないスマホ・携帯電話だからこそ、基本にかかる料金は徹底的に安くできるに越したことはありません。そして、ご自身が本当に使いたい趣味や、旅行や、家族の大切な費用に、少しでも多くのお金を充てていただきたいと思っています。もちろん、その一部をイオンでのお買い物に使っていただいたら、こんなに嬉しいことはありません。

イオンモバイルが気になった方は、こちらをご確認ください。

買ったばかりのスマホが壊れたりしたらショックですよね。自然故障でない場合は、メーカーの保証は適用されません。このような時に強い味方となるのがイオンカードの「ショッピングセーフティ保険」です。購入した商品の損害・盗難などに遭遇した場合に補償が出ます。ショッピング保険が付帯しているクレジットカードは多数ありますが、スマホやパソコンは対象外というカードがほとんど。一方で、イオンカードのショッピングセーフティ保険では、カードショッピングで購入した商品は180日以内の破損・盗難による損害が補償されます!詳細は以下より是非ご確認ください。

  • 本ページは2022年7月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

オススメ

イオンモバイル別ウィンドウで開きます

イオンカードセレクト別ウィンドウで開きます

タマルWeb編集部員

イオンでおトクを生みだす方法や、お金のため方・ふやし方・節約術を「お金のプロ」がわかりやすく紹介するコラムなど、イオン銀行ならではの暮らしに役立つ情報をお届けします。

mmag_000296

ページトップ戻る