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家計を見直し、「先取り貯蓄」をはじめませんか?

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コロナ禍により、外出を控える生活が長く続いています。以前とは生活様式が大きく変わったことで、生活費の構成自体も大きく変わっているのではないでしょうか。
このように生活環境、家計状況が大きく変化している時期は、家計全体を鳥の目で見て、不要な支出がないかのチェック、新たに増えた経費の必要性などを確認してみることがオススメです。そうすることで、将来に向けた貯蓄に意識が向き、今後の人生に備えることができます。今回は、家計見直しツールや多様な貯蓄方法を紹介します。

年代別の家計状況で同年代の支出と貯蓄の平均を知る(二人以上世帯)

コロナの感染を予防する必要性から、以前と生活様式が大きく変わりました。生活様式が変わると、家計の状況も変わります。

自粛生活がメインとなるため、交際費、レジャー費は減少傾向になる家庭が多くなる一方、自宅で過ごす時間を充実させるため、「巣ごもり需要」が増える傾向にあります。巣ごもり需要で増えがちな主な出費には、食費、水道光熱費、通信費などがあります。特に食費は「自粛グルメ」という言葉があるように、高級な食材や料理、あるいは調理器具をお取り寄せした結果、支出がかさんでしまうことも多いようです。

家族でゆったりと美味しいものを楽しめるのはとても良いことですが、まだ続きそうな自粛生活。家計改善のためにも一旦立ち止まり、ムダな支出がないか確認しましょう。

以下は「二人以上世帯」の年代別の貯蓄額と毎月の支出の平均を一覧にまとめたものです。

単位(万円)

年代 ~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳~
貯蓄額(*1) 165 355 550 1,000 1,200 1,100
月間消費支出(合計)(*2) 22.0 28.6 33.3 35.4 29.3 24.1
内訳 食料 5.2 6.9 8.0 8.1 7.8 7.0
住居 3.6 2.4 1.8 1.7 1.7 1.4
水道・光熱 1.6 2.0 2.2 2.3 2.3 2.2
家具・家事用品 0.9 1.1 1.2 1.3 1.3 1.0
被服・履物 0.9 1.3 1.4 1.5 1.0 0.7
保健医療 0.9 1.1 1.2 1.3 1.5 1.6
交通・通信 3.5 5.0 5.6 6.0 4.2 2.6
教育 0.3 1.3 2.8 2.5 0.2 0.0
教養・娯楽 1.9 3.0 3.6 3.2 2.9 2.4
その他 3.2 4.3 5.6 7.6 6.3 5.3
  • *1 金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年・(金融資産保有世帯)中央値
  • *2 総務省 家計調査/家計収支編 二人以上の世帯・勤労者世帯 年報 2019年・平均額

皆さんの家計の内訳と比較して、もし「支出が全体的に多い」「貯蓄が少ない」と感じたら、見直しを検討してみると良いでしょう。他の家庭と比較してみることで、現在の家計状況の立ち位置を確認することができ、今後のお金の使い方を見直すキッカケになるからです。

家計の見直しについては、こちらの記事もご覧ください。

ズボラな人でもお金が貯まる家計見直し術2020

貯蓄賢者は実践!「給与の手取り2割・先取り貯蓄」

支出を見直したら、先取り貯蓄を実践してみましょう。先取り貯蓄とは、毎月の給与をもらったらすぐに一定額を貯蓄し、残った金額でやりくりする方法です。

先取り貯蓄は、「貯蓄賢者」と呼ばれる人たちの多くが実践しています。
先取り貯蓄の良いところは、先に貯蓄分を確保することで、残ったお金を自由に使うことができる点です。月末にお金を残す必要がないため、悠々とした気持ちで日々を過ごすことができます。

貯蓄賢者は「手取り2割・先取り貯蓄」を実践しています。具体的には、こちらの記事を参考にしてください。

お金が貯まる人の「増やし方」決定版!先取り貯蓄4選

多様な先取り貯蓄先 シミュレーションであったものを選択しよう!

先取り貯蓄の預け先は、定期預金、外貨預金、投資信託などいろいろなものがあります。
自分自身にあったものを選ぶための手順は以下の通りになります。

  • 先取り貯蓄のゴールを設定する
    先取り貯蓄を始めるときは、資産形成のゴールをはっきりさせましょう。緊急用資金、マイホーム準備資金、レジャー娯楽資金、老後の生活資金などという具合です。なんとなく貯蓄をするよりも、目標を明確に持つ方が、達成感や充実感を味わうことができます。前向きな気持ちは、先取り貯蓄をより確実な成功へ導くモチベーションとなります。
  • 目標達成のために毎月いくら貯めれば良いかを調べる
    ゴールを設定したら、目標金額と期間、毎月の積立額を決めて積み立てのシミュレーションをしてみます。その際、イオン銀行の「つみたてシミュレーション」を活用すると便利。必要な数字を入れるだけで、さまざまなシミュレーションができるツールです。

    つみたてシミュレーションはこちらから試すことができます。

    つみたてシミュレーション

    たとえば、次のような計算ができます。

    100万円を5年で積み立てるには

    条件:初期投資額0円、積立期間5年、利回り(年率)0.001~10%の場合

    毎月の積立額 5年間の投資総額 5年後の評価額 5年後の評価益
    利回り(年率)0.001% 1万7,000円 102万円 102万円 26円
    利回り(年率)2% 1万6,000円 96万円 100万9,000円 4万9,000円
    利回り(年率)4% 1万6,000円 96万円 106万2,000円 10万2,000円
    利回り(年率)6% 1万5,000円 90万円 104万7,000円 14万7,000円
    利回り(年率)8% 1万4,000円 84万円 102万7,000円 18万7,000円
    利回り(年率)10% 1万3,000円 78万円 100万3,000円 22万3,000円

    「つみたてシミュレーション」の結果より筆者作成(千円未満切り捨て)

    利回り(年率)が高くなればなるほど、毎月の積立額は少なくなります。なぜなら、運用によって利益(評価益)が生まれるからです。上記の表では投資期間を5年で設定しましたが、10年、20年と期間が長くなれば利益はさらに大きくなります。

  • 「利回り」を理解し、積立貯蓄の商品を選ぶ
    先取り貯蓄をするときには、定期預金、投資信託、外貨預金などさまざまな積立貯蓄の商品の中から、理想とする利回り(年率)の商品を選びます。
    定期預金は元本保証があり安全性が高い反面、利回りは低いです。
    一方で、外貨預金は利回りが高い場合が多い反面、為替による変動リスクがあります。
    以上のことを検討のうえ、ご自身に合った商品を選びましょう。

イオン銀行の資産形成商品

イオン銀行には、積み立てできる商品が複数あります。

イオン銀行では、6つのラインナップをご用意。
賢く組み合わせることで、あなたの資産形成をサポートします!

積立式定期預金 外貨積立 投信自動積立 つみたてNISA iDeCo(個人型確定拠出年金) 個人年金保険
誰が利用できる? 誰でも 20歳以上 20歳以上
(ジュニアNISAは未成年も対象)
20歳以上 原則20歳以上60歳未満
*2(掛金を拠出する場合)
商品による
いくらまで利用できる? 毎月50万円 制限なし 制限なし 年間40万円累計800万円 年14.4万円~81.6万円*3 商品による
税優遇はある? 拠出時の所得控除 なし なし なし なし あり
(全額所得から控除)
あり
(ただし、最大年4万円所得から控除)
運用時 なし なし なし*1 あり
(運用益が全額20年間非課税)
あり
(運用が全額非課税)
なし
受取時 なし なし なし なし あり*4 なし*5
いつでも引出しできる? 可能 可能 可能 可能
(非課税枠は消費します)
不可
(原則60歳到達まで払出し不可)
解約により可能
(解約返戻金が元本を下回る場合があります)
スタート金額は? 500円~ 500円~ 1,000円~ 1,000円~ 5,000円~ 商品による
  • *1 NISA・ジュニアNISAでの購入の場合、運用益は非課税となります。
  • *2 60歳以降は掛金の拠出はできませんが、受取りが完了するまでiDeCoを利用し資産の運用を行えます。
  • *3 自営業、会社員、公務員などで積立制限額は異なります。
  • *4 一時金受取りの場合は退職所得控除、年金受取りの場合は公的年金等控除があります。
  • *5 年金受取りの場合は雑所得、一括受取りの場合は一時所得となります。

いずれも、引き落とし日や金額を自由に設定でき、普通預金から自動的に積み立てることができるので、先取り貯蓄におすすめです。

緊急用資金を準備するとなれば、元金を減らすことなく着実に貯めることができる積立式定期預金が適しています。
しばらく使う予定のないお金を貯めるという場合は、より高いリターンを見込める投信自動積立を選ぶのもひとつの考え方です。
投信自動積立で購入する投資信託は、預金金利を上回る値上がり益や分配金などを受け取れる可能性があります。これによって、定期預金よりも高い利回り(年率)を目指せるというわけです。

さらに、つみたてNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)を利用するのもおすすめです。

つみたてNISAは、低コストの投資信託を20年という長期間にわたり税金を納めることなく積み立てることができる制度です。またiDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後の年金を運用しながら積み立て、60歳以降に受け取る制度です。所得税や住民税を安くできるなど、NISAよりも手厚い税制優遇があります。

また、外貨積立は、米ドルなどの外貨と日本円を交換し、外貨で積立をする制度です。外貨積立は利率(年利率)が日本よりも高く設定されていることが多いため、利息を多く受け取ることができます。但し、日本円に戻すタイミングで為替交換レートの影響をうけるため注意が必要です。

どの積み立て商品も、毎月の掛け金は少額から始めることができ、途中で金額を変更することも可能です。まずは、無理のない金額からコツコツはじめてみると良いでしょう。

今回のまとめ

  • 貯蓄賢者は給与の手取り額の2割を先取り貯蓄し、確実な資産形成をしている
  • 先取り貯蓄を確実なものにするには「ゴールの設定」が重要
  • 具体的な資産形成をイメージするには「つみたてシミュレーション」を活用
  • 利回り(年率)は、商品によって違う
  • 資産形成を考えるときは、積立式定期預金以外の商品も積極的に活用する
  • 本ページは2020年11月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

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舟本美子

「大切なお金の価値観を見つけるサポーター」会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。
あなたに合ったお金の使い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。5匹の保護猫と暮らしています。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Caféパートナー

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