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新年から始める貯蓄の仕組みづくりを考えよう

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2020年は新型コロナウイルスに翻弄された一年となりました。営業自粛やテレワークなどで働き方について考えることも多くなりましたし、貯蓄についても考えることが多かったのではないでしょうか。

新年になると、「今年は何かを始めよう」と思う人も多いはず。新年は、今まで先送りにしてきたことを始めるにはとてもいいきっかけとなります。
今年こそはお金とちゃんと向き合って貯蓄上手になる!!と宣言してみませんか。

貯蓄ゼロの割合も増えているという調査結果も。だからこそ貯蓄づくりが大切

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(令和元年)によると、30代単身世帯では36.5%が、40代では40.5%もの人が全く貯蓄をしていないと答えています。また、2人以上の世帯でも30代は15.8%が、40代では18.7%が全く貯蓄をしていないことがわかります。
とはいえ、しっかりと貯蓄をしている人達もいます。30代単身世帯の平均貯蓄額は約360万円、40代では約560万円という結果です。
しかし、平均値と中央値を比べてみると単身世帯では大きな隔たりがあり、貯蓄している人はしっかり貯蓄しているが、そうでない人はあまり貯蓄できていないこともわかります。

生活が急激に変わったりしたときに貯えがないと、将来についての不安も大きくなりますので、やはり意識を持って貯蓄づくりをすることが生活の安心に繋がるのではないでしょうか。

家計の金融行動に関する世論調査

単身世帯 二人以上世帯
貯蓄ゼロ世帯 貯蓄ゼロ世帯
20歳代 45.2% 20歳代 22.9%
30歳代 36.5% 30歳代 15.8%
40歳代 40.5% 40歳代 18.7%
50歳代 37.2% 50歳代 21.8%
60歳代 29.8% 60歳代 23.7%
単身世帯 二人以上世帯
世帯主の年齢別 金融資産保有額 世帯主の年齢別 金融資産保有額
平均 中央値 平均 中央値
20歳代 106万円 5万円 20歳代 165万円 71万円
30歳代 359万円 77万円 30歳代 529万円 240万円
40歳代 564万円 50万円 40歳代 694万円 365万円
50歳代 926万円 54万円 50歳代 1,194万円 600万円
60歳代 1,335万円 300万円 60歳代 1,635万円 650万円

出典:金融中央広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(令和元年)より

新年に目標金額を決め、貯まる仕組みを作ってみよう

一年の始まりは気持ちを切り替えるのにとてもいいタイミングです。この一年をどのように過ごすのか新年に目標を決めると常に意識して継続しやすくなります。
2021年はお金をいくら貯めるのか、具体的な金額と上手に貯める仕組みを作ることを目標にしてみましょう。

貯蓄を継続するコツは仕組み化することです。仕組みさえ作ってしまえばあとは自分の努力とは関係なく継続することができます。
お金が残ったら貯蓄に回すのではなく、先に貯蓄をして残りの金額で生活をする、先取り貯蓄の仕組みを作りましょう。

支出を見直し、貯蓄専用の銀行口座を作る

先取り貯蓄の仕組みを作るためには、今までの自分のお金の使い方を見直すことが大事。貯蓄が上手にできていない人は、自分がどんなときにいくらお金を使っているのか把握していないという特徴があります。
まずは、毎月どんなことにお金を使っているのか見直してみましょう。
見直しをするときの基本は固定費からです。毎月支払っているお金は一度見直しをすると、削減効果が継続するのでメリットが大きくなります。その次に、毎月の変動費を見直していきます。
そうしてできた貯蓄するためのお金は、専用の銀行口座を作って管理していきましょう。
どこで口座を開設しても同じだと思っていると大きな間違いです。金利やサービスは金融機関ごとに異なります。ですから、少しでも金利がよくてサービスが手厚く使い勝手の良い金融機関を選ぶと良いでしょう。

先取り積立貯蓄できる仕組み「積立式定期預金」と「つみたてNISA」

先取りの仕組みを上手に使うなら積立式定期預金とつみたてNISA(積立NISA)がオススメです。

積立式定期預金

積立式定期預金は毎月決まった日にちに決まった口座から定期預金の口座に積み立てることができます。給与が入った段階ですぐに積立をしてしまえば、先取り貯蓄ができます。
イオン銀行の積立式定期預金は365日24時間いつでもインターネットを使って口座開設できるほか、毎月500円と少額からでも積み立てることが可能です。
口座の満期日も決められるので目標に向けて確実に貯めていくことができます。

つみたてNISA(積立NISA)

しっかりと貯蓄の仕組みができた人は、貯めることから少しステップアップして増やすことにチャレンジしてみましょう。
初めて投資をするのであれば、つみたてNISAがオススメです。
つみたてNISAは20年間運用益が非課税という恩恵を受けながら長期の積立ができ、低コストの投資信託で運用することができます。投資はリスクがあって怖いという人も、長期積立投資をすることでリスクを低減することができます。

投資信託を一定金額積立で購入すると、基準価額が高い時には少なく購入し、低い時にはたくさん購入できます。すると、購入した単価を平均化することができます。
他にも、短期運用では市場が下落した場合、損失が出てしまうこともありますが、長期運用であれば、市場が回復するのを待つこともできます。つまり、売買するタイミングを考えながら継続することで資産を増やしていくことができるのです。

イオン銀行のつみたてNISAは1,000円と少額から購入することができるほか、手数料の信託報酬が業界最低水準のインデックスファンドなどを数多く揃えており、その中から自分にあった投資信託を選ぶことができます。

将来差がつくのはほんの小さな意識の違いかも

自分の将来に不安を抱いていない人はそう多くはありません。その理由の一つがお金に対する不安なのです。貯蓄という裏付けがあれば、少しは心の負担も軽くなるかもしれません。2021年からでも遅くはありません。今行動することが将来の安心にもつながります。ほんの少しだけお金と向き合って貯蓄を増やすことに意識を向けてみませんか。

今回のまとめ

  • 単身世帯の3人に1人、2人以上世帯でも5人に1人は貯蓄ゼロ世帯
  • 新年からは先取り貯蓄で確実に貯めよう
  • 積立式定期預金、つみたてNISAなどの金融商品を上手に使って着実に貯める
  • 本ページは2021年1月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

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ファイナンシャルプランナー(CFP) 黒須 かおり

FPラポール株式会社代表取締役。一生涯を見守るFPとして将来に向けての働き方、資産形成、資産運用などmoneyとキャリアのコンサルティングを行う。大手金融機関にて資産形成のアドバイザーとしても活動。FP Cafe登録パートナー

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