お金に働いてもらうってどういうこと?
執筆者:ファイナンシャルプランナー|肥後 知歩
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- ためる・ふやす
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの肥後です。
今回は「お金に働いてもらう」というテーマを皆さんと考えてみたいと思います。
- お金に不安のない人生を送りたい!そのためにやるべきことは?
- 35歳の私。1,500万円を60歳までに老後の生活費として準備しようとした場合、これから毎月いくら貯めないといけないの?
- 将来のために毎月それほどの金額を貯め続ける自信がありません。どうしたら良いの?
- 「お金に働いてもらう」ってどういう方法があるの?
- そんなに増えるの?
お金に不安のない人生を送りたい!そのためにやるべきことは?
「お金に不安のない人生を送りたい!」
皆さんの中でそう思われる方も多いのではないでしょうか。
そのためには…ズバリ「お金に働いてもらうこと」です。
「お金に働いてもらう」とは、具体的にはどういうことでしょうか。
たとえば、「老後の生活費の一部として60歳までに1,500万円を準備する」という場合を例に考えてみましょう。
35歳の私。1,500万円を60歳までに老後の生活費として準備しようとした場合、これから毎月いくら貯めないといけないの?
35歳の方なら、あと25年(300カ月)で60歳を迎えることになります。計算すると毎月5万円を25年間休まず、「老後のため」だけに、貯蓄し続けないと間に合いません。これはちょっと大変かもしれないですね…。
将来のために毎月それほどの金額を貯め続ける自信がありません。どうしたら良いの?
…そこで、「お金に働いてもらう」ことが大切になってきます。私たちが毎日、仕事や家事に頑張って働いているように、実は「お金」そのものも働いて、すくすく大きく成長してくれるのです。
「お金に働いてもらう」ってどういう方法があるの?
お金に働いてもらうには、株式投資や外貨投資、不動産投資などの方法もありますが、いきなりリスクの高い投資にチャレンジするのはあまりオススメできません。銀行の普通預金・定期預金よりも、もう少しお金に働いてもらうには、毎月1,000円から積み立てるタイプの投資信託(投信自動積立)などから始めてみてはどうでしょうか。
また、税金が優遇される
- iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)
- NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)
などを使って、よりおトクに「お金を働かせる」ことも考えてみると良いでしょう。
そんなに増えるの?
例えば、35歳の方が月々3万円ずつ、投資信託(年利率3%の複利運用)の積立を25年間続けたら…最終的には約1,338万円になります。(※)
一方で支払った元金は900万円(3万円×300カ月)なので、このケースでは400万円以上の利益を出すこともできるわけです。これは普通預金・定期預金では増やせない金額ですね。しっかりお金が働いてくれている、といえそうです。
また「お金を働かせる」ためには毎年の税制改正などが大きく影響してきます。そのため、時々経済ニュースなどで情報収集したり、お金の専門家に相談したりして知識を増やしていくと、より上手に運用することができますよ。
お金に困らない人生を歩む人は、お金にも働いてもらっています。あなたも、そろそろお金に働いてもらいませんか?
- ※ 毎月3万円を300カ月、年利率3%(月複利)、税引なしで積み立てた場合の試算です。この計算は例示をもって理解を深めるためのものであり、手数料を考慮していないため、実際の取引結果とは異なります。
- ※ 本記事は、2017年9月26日イオン銀行メールニュースにて紹介した内容です。
- ※ 本ページは2017年10月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。
お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。