インターネットバンキング利用者にオススメ!便利で安全な「ワンタイムパスワード」
執筆者:マネーコンサルタント|江田 英明
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ざっくり言うと…
- インターネットバンキングでの振込時に確認番号の入力なしで手続きができるから簡単。
- 1回限り有効なパスワードなので、安全性(セキュリティ)が高いから安心。
みなさんは銀行の振込などに「インターネットバンキング」を利用されたことはありますか?
今回のコラムでは、インターネットバンキングを利用する際に便利な、電子メールの「ワンタイムパスワード」という機能について紹介します。
- インターネットバンキングで振込などをする時に使います
- 便利なのはもちろん、安全性が高まる点もGOOD!
- こんなに簡単!「ワンタイムパスワード」の設定方法
- インターネットバンキングへ簡単にログインする裏ワザ
インターネットバンキングで振込などをする時に使います
みなさんは銀行の振込などに「インターネットバンキング」を利用されたことはありますか?
筆者の場合は賃貸マンションに住んでいるので毎月、大家さんの口座宛てに家賃の振込を行っています。またクレジットカードの引落口座や子供の学校関連の引落口座などに、その月その月で必要な金額を振込んでいます。
とはいえ、振込のたびに銀行やATMに行って手続きするのは手間がかかりますね。
そこで、利用しているのがインターネットバンキング。自宅のリビングや外出先などでスマートフォン片手にササッと、ものの数分で振込ができます。
振込手続きを行う際には、金額や振込先などを入力した後、手続き完了前に認証(確認)が必要です。この際に「確認番号表」という数字が羅列されたカードを使われる方もいらっしゃると思いますが、ここで登場するのが「ワンタイムパスワード」です。
事前に一度設定をしておくだけで、わざわざ確認番号を使うことなく、電子メールで届く“その場限りのパスワード”で振込手続きが行えます。
「確認番号表」のカードが手元になくても振込手続きが完結するので、とても便利なのがこの「ワンタイムパスワード」なのです。
便利なのはもちろん、安全性が高まる点もGOOD!
この「ワンタイムパスワード」の良いところは、「確認番号表」のカードが手元になくても振込などの手続きができる点だけではありません。
ワンタイムパスワードは、“1回限り有効な、使い捨てのパスワード”なので、安全性(セキュリティ)が高いところも見逃せないポイント。
万が一、「確認番号表」のカードをなくしてしまった場合には「拾った人に使われてしまったらどうしよう…」と心配になりますが、電子メールで届く一度きりのワンタイムパスワードを使うようにすれば、そのような心配をしなくて済みますね。
また、ワンタイムパスワードは有効時間が限られており、一定の時間を過ぎると使えないようになっています。そのため、万が一メールで送られてきたワンタイムパスワードを他人に知られてしまったとしても、有効時間を過ぎれば他人に利用されることはありません。
このように、さまざまな観点から安全性の高い認証方式がワンタイムパスワードなのです。
こんなに簡単!「ワンタイムパスワード」の設定方法
イオン銀行の場合には、インターネットバンキングで「ワンタイムパスワード」の設定が簡単にできます。
インターネットバンキングのトップページのメニュー「お客さま情報・各種設定」から「ワンタイムパスワード切替」を選び、受信するメールアドレスなどの情報を入力していくだけ。設定の最後に確認番号の入力が必要なので、こちらも手元に準備しておきましょう。
注意していただきたい点として、メールアドレスは何でもOKではありません。振込などの大事な取引にかかわるメールなので、手元の携帯電話で受信できるよう、携帯電話会社のメールアドレスを設定しておくのが良いですね。
インターネットバンキングへ簡単にログインする裏ワザ
ちなみに、「インターネットバンキングは便利なんだろうけど、毎回いちいちIDやパスワードを入力してログインするのが面倒で…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方には操作が簡単なイオン銀行の「通帳アプリ」をオススメします。
というのも、通帳アプリならば一度IDやパスワードを登録しておくとアプリパスワードや指紋認証から簡単に口座の残高や入出金明細の確認ができたり、通帳アプリを起動した画面右上にあるアイコンから、IDやパスワードを入力しなくてもすぐにインターネットバンキングにログインすることができるのです。
筆者もイオン銀行の口座を持っていますが、インターネットバンキングで振込をする時は、まず「通帳アプリ」を開いて、そこからインターネットバンキングへと進んでいます。なんといっても、ログインが簡単なのがうれしいところです。
以上、インターネットバンキングで使う「ワンタイムパスワード」について紹介しました。取引を便利で安全に行うために、ぜひ使ってみてくださいね。
- ※ 本ページは2018年1月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。