はじめてのデビットカード作り方ガイド~お申込みから使い方まで徹底解説~

2026.6.12

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【この記事を読んでわかること】

  • デビットカードはお買い物した金額が口座からすぐに引落としされる「即時引落とし」のカード。現金感覚で使えて、使いすぎることがないのがメリット
  • デビットカードは一般的に銀行口座を持つ15歳以上(中学生を除く)から作れて原則として与信審査がないため、主に10代から30代の若年層によく利用されている。新社会人の方や専業主婦(夫)でも作りやすく、使いやすい
  • デビットカードは金融機関の窓口だけでなく、WEBでも申込むことができるケースが大半

キャッシュレスの利用が一般化した今、使いすぎ防止や家計管理のしやすさから「デビットカード」の人気が高まっています。
そこで、デビットカードに興味のある方がお持ちの「どうやって作るの?」「申込んでから何日で手元に届くの?」といった疑問にお答えし、クレジットカードとの違いやメリットといった基本情報をはじめ、作り方、必要な書類、ご利用開始までの流れをわかりやすく解説します。

デビットカードの基本の仕組みと利用が広がる背景

デビットカードは、お買い物などをした直後に利用金額が銀行口座の残高から引落としされて決済される「即時引落とし」のカードで、キャッシュレスの決済方法の1つです。

今でこそキャッシュレスは珍しくなくなりましたが、かつて日本ではキャッシュレスがなかなか浸透していませんでした。2018年に経済産業省が公表した「キャッシュレス・ビジョン」という資料には、2015年時点の日本のキャッシュレス決済比率が18.4%で、諸外国より低いことが紹介されています。
そこで政府は、「大阪・関西万博が開催される2025年までにキャッシュレス決済比率を40%」、将来的には「世界最高水準のキャッシュレス決済比率 80%を目指し、必要な環境整備を進めていく」として、キャッシュレス決済比率の引上げに取り組んできました。

その結果、2024年時点のキャッシュレス決済比率は42.8%となり、目標を1年前倒しで達成しました。

日本のキャッシュレス決済比率推移(2010年〜2024年)
日本のキャッシュレス決済比率推移(2010年〜2024年)

今後もキャッシュレス決済比率は上昇していくと予想されます。

日本のキャッシュレス決済の大部分を占めるのはクレジットカードですが、ここで注目したいのがデビットカードです。上記のグラフをみても、デビットカードはキャッシュレス決済の普及に合わせて、じわじわと決済金額が増えていることがわかります。
インフキュリオン「決済動向2025年調査」によると、クレジットカードや電子マネーが頭打ちとなるなか、デビットカードの利用率は年々増加し29%(2025年5月)となっています。また、特に10代〜30代の若年層で利用率が高いことが示されています。

なぜ若年層に選ばれる?デビットカードのメリットとは

キャッシュレス決済を活用すれば現金を持ち歩く必要がなくなりますし、支払いもタッチなどでサッとできるので手軽です。そして何より、お買い物でポイントがもらえるのが大きなメリットです。ポイントは次回以降のお買い物でお金と同じように使えるのですから、割引が受けられるのと同じ効果を得ることができます。

デビットカードのメリットは何といっても「使いすぎの心配がない」ことです。クレジットカードの場合、つい予算よりも多く使いすぎてしまったという経験は誰しもあるものでしょう。その点、デビットカードは銀行口座から即時引落としなので、決済時に口座残高がないと使えません。あらかじめ銀行口座に「デビットカードで使ってよい金額」だけを入れておけば、それ以上使いすぎることはありません。デビットカードは「現金感覚で使えるキャッシュレス」といえるでしょう。

デビットカードの申込条件

デビットカードの利用者が若年層に多い背景には、デビットカードの申込条件がクレジットカードに比べて緩やかなことがあるでしょう。

デビットカードの申込条件は基本的には2つだけです。

  • 銀行口座を保有していること

決済と同時に代金が引落としされる仕組みのため、引落とし用の口座が必要となります。

  • 年齢制限を満たしていること

一般的に15歳以上(中学生を除く)からお申込みいただけます。

クレジットカードの場合は18歳以上(高校生は不可)からのお申込みとなり、発行にあたっては所定の与信審査が行われます。
その点、デビットカードは原則として与信審査が行われません。使ったその場で口座から引落としされるため、クレジットカードのような「お金の返済が滞るリスク」が基本的にないからです。
高校生や大学生といった学生でも、社会人になって日が浅い若者でも、専業主婦(夫)でも、デビットカードは作りやすく使いやすいカードだといえます。

デビットカードを作る手順

デビットカードはたいてい金融機関の窓口だけでなく、WEBでも申込むことができます。以下、デビットカードを作る手順を紹介します。

(1)銀行口座を開設する
デビットカードを作成するための銀行口座を保有していない場合は、銀行口座を開設しましょう(デビットカードのお申込みと同時に銀行口座を開設できる金融機関もあります)。

銀行口座開設時には、顔写真付きのご本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど指定の公的書類)が必要になるので、用意しておきましょう。WEB申込みでの手続きであれば、必要書類をスマホで撮影してアップロードできるようになっています。たいていの場合、アップロードの方が早く口座を開設できます。

(2)デビットカードを申込む
お申込みフォーム(店舗であれば申込書類)に必要事項を記載して申込みます。間違いがあると作成完了まで時間がかかってしまうので、正しく記載しましょう。

(3)デビットカード受取後にご利用開始
お申込み後、おおむね1〜2週間程度でデビットカードが郵送で届きます。銀行口座の残高の範囲内でデビットカードでお買い物できるようになります。

デビットカードの使い方

デビットカードの使い方はクレジットカード払いと同じです。店頭では「カード払い一括で」と伝えましょう。インターネットではクレジットカード払いを選択してカード番号などを入力すれば使用できます。

ご利用開始までの流れと注意点

デビットカードのよくある疑問についても確認しておきましょう。

Q.発行にかかる日数はどのくらい?
デビットカードはお申込みから発行まで1〜2週間程度かかります。上記でも紹介したとおり、郵送で手元にデビットカードが届いたらご利用を開始できます。WEBやアプリなどでお申込みをするとWEBやアプリ上ですぐデビットカードが確認でき、その日のうちにデビットカードが使えるようになるサービスを展開しているところもあります。

Q.未成年の申込条件は?
一般的に15歳(中学生を除く)であれば、誰でもデビットカードを申込むことができます。ただし、未成年の場合は親権者の同意が必要になる場合があります。

Q.申込みにあたって審査はある?
デビットカードには基本的に与信審査はありません。デビットカードの引落口座にできる銀行口座を保有していれば、ご利用いただけます。

Q.デビットカードの年会費は?
多くの場合無料ですが、一部のデビットカードでは発行手数料や年会費がかかる場合があります。

Q.海外利用の注意点は?
国際ブランド(Visa・Mastercard🄬・JCBなど)のついたデビットカードは、海外の各国際ブランドの加盟店でもご利用できます。ただし、海外でご利用する際には所定の手数料(事務手数料・為替手数料など)がかかる場合がある点には注意しましょう。

まずは口座開設から、生活に合ったデビットカードを選ぼう

デビットカードは決済時に口座から即時引落としされるため安心して使える便利なカードです。イオン銀行の場合、お申込み手続きもWEBから簡単に行え、ご自宅に届くカードをお受取りいただいたその日から、ネットショッピングや店舗でのご利用をすぐに開始いただけます。

イオン銀行ならWEBからスムーズに口座開設・デビットカード発行が可能です。日常生活にぴったりのキャッシュレス体験をはじめましょう。

  • 本ページは2026年6月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性など内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

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高山 一恵

ファイナンシャルプランナー(CFP)

(株)Money&You取締役。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計200万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。X(旧Twitter)→@takayamakazue

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