SNSでみる年代別の金銭感覚 ~飲み会・ランチ・推し活・サブスクから読み解くお金の価値観~

2026.2.6

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【この記事を読んでわかること】

  • 飲み会の費用はどの年代でも「5,000円以上」を高いと感じる方が最多
  • 日々のランチの費用は、30代以下では「700円以下」が多く、40代以上は「お弁当持参」が最多
  • 推し活やサブスク費用では、世代による差は少なく、「推しがいない」「契約していない」がほぼ最多という結果になった

「この金額、高いと思う?それとも妥当?」
お金の話題は日常のあらゆる場面に溶け込んでいますが、人にはなかなか聞きづらいテーマです。食費・趣味などのジャンルに応じて、どのくらい費用をかけるかの判断基準は人それぞれで、年代やライフステージによっても変化していくものです。

イオン銀行公式Instagramでは2025年11月~12月にかけて、「お金の価値観アンケート」と題し、飲み会・ランチ・推し活・サブスクリプションなどの生活に身近な費用について、年代別に大まかな分類でアンケートを実施しました。
総投票数はテーマごとに200〜300票前後となりました。あくまで任意投票かつ自己申告によるものなので、回答数や属性に偏りがある点には留意が必要ですが、SNS上の声から現代のお金の使い方の一側面を読取ることはできそうです。

  • この結果はイオン銀行公式Instagramで任意に回答されたアンケート結果であり、回答内容の正確性を保証するものではありません。

飲み会の費用は「5,000円以上」が年代を超えたわかれ目

まずは11月5日に実施した「飲み会の費用」に関するアンケート結果からご紹介します。

お金の価値観アンケート1:会社の飲み会代、いくらから高いと感じる?

「飲み会の費用」に関するアンケート結果
「飲み会の費用」に関するアンケート結果

最も票を集めたのは「5,000円以上」で、全体の約44%を占めました。今回の結果ではいずれの年代でも「5,000円以上」が最多となっていることから、飲み会の費用の1つの目安として「4,000円台までは妥当、5,000円以上になると高い」という感覚が世代を超えて一定の共通認識になっているようです。

一方で、「6,000円以上」を選択した割合は年代が上がるにつれて増えており、特に50代以上では他の年代よりも高めの金額を許容する回答が目立ちました。
この結果から、若い世代ほど「金額の上限」を意識しやすく、上の世代になるほど「内容次第なら5,000円台でも許容できる」という傾向がうかがえます。

これには年代ごとの収入の違いに加えて、飲み会に求めるものの変化が影響しているのかもしれません。
20代にとっての飲み会は、「新しい環境に馴染むため」や「同期や上司との関係を深めるため」といった社交的な目的があるため、参加頻度が高い傾向があります。このため、コスパを重視して安価で楽しむ方法を模索することが多いようです。
一方、40代・50代以上になると、飲み会は「円滑なコミュニケーション」や「人間関係を築くための時間」へと変わり、内容や場の価値が重要になると考える方が増えてきます。また、若い頃よりも収入が安定し、少し高くても質のよいサービスや食事を選ぶことが増え、静かで落ち着いた環境を好む傾向も強まります。

このように、年代ごとの収入やライフスタイルに伴い、飲み会の目的や価値観は変化し、参加の頻度や選び方にも違いが見られることがわかります。

ランチの費用からわかるのは年代問わず共通する節約志向

次に11月10日に実施した「ランチの費用」に関するアンケート結果をご紹介します。

お金の価値観アンケート2:出社時のランチ代、普段はいくらぐらい?

「ランチの費用」に関するアンケート結果
「ランチの費用」に関するアンケート結果

全体で最も多かった回答は「お弁当持参」でした。特に40代・50代以上ではその割合が高く、日常的な食事において支出を抑える工夫が浸透している様子がうかがえます。
一方で、20代以下においては「700円以内」といった低価格帯の外食が最多ですが「お弁当持参」を選ぶ回答も一定数見られ、30代では「700円以内」といった低価格帯の外食と「お弁当持参」が並ぶ結果でした。物価上昇が続くなかで、節約はもはや全世代共通の生活スキルになりつつあるのかもしれません。
30代の結果からは、仕事の忙しさや家族構成の影響もあり、「お弁当持参」と「~1,000円以内」のバランス型が主流になっている可能性が、50代以上では健康面を意識した結果として、お弁当派が増えている可能性がそれぞれ考えられます。

ランチは毎日の積み重ねだからこそ「生活にどう組み込むか」という現実的な判断が色濃く反映されるテーマかもしれません。

推し活でお金をかける人・かけない人

続いて12月1日に投稿した「推し活の費用」に関するアンケート結果をご紹介します。

お金の価値観アンケート3:推し活に年間でいくらぐらい使っている?

「推し活の費用」に関するアンケート結果
「推し活の費用」に関するアンケート結果

全体で見ると、「推しはいない」が約4割を占める結果となりました。特に40代・50代以上では約40%以上を占めています。
一方で、推しがいる方のなかでは「30万円以上」と回答した層も10%前後存在し、20代以下では「10万円以下」の回答と肩を並べています。
20代以下で「30万円以上」と回答した層が多いのは、ほかの年代と比べると収入のなかで自分の趣味に割ける予算が多いためでしょう。

また、印象的なのは今回の結果では50代以上で「推しはいない」と並んで「10万円以下」を選ぶ方が多かった点です。推しがいる場合、若い世代のような爆発的支出は少ないものの、時間やお金にある程度の余裕があるからこそ「無理のない範囲で長く応援する」という推し活スタイルが定着しているのかもしれません。

推し活は、単なる娯楽ではなく「生きがい」や「感情への投資」とも言われています。支出額だけで推しへの熱量や支出に対する満足度を測ることはできませんが、年代ごとの幸福の追い求め方に違いがあることがうかがえる可能性があります。

サブスクリプションは「意識していない」?「必要なものだけ」?

最後は12月11日の「サブスク費用」に関するアンケート結果をご紹介します。

お金の価値観アンケート4:サブスク代、月にいくらぐらい使っている?

「サブスク費用」に関するアンケート結果
「サブスク費用」に関するアンケート結果

12月11日に実施した「サブスク費用」に関するアンケートでは、全体として「~2,000円」と「契約していない」がほぼ同数となったものの、年代ごとに異なる傾向が見られました。
40代・50代以上では、「必要なものだけを厳選する」「そもそも契約しない」といった慎重な考え方が強く影響している可能性があります。
一方、20代以下・30代は動画や音楽の配信プラットフォーム、クラウドストレージなどに強い関心を持ち、複数契約が主流になる傾向が伺えます。

サブスクリプションは少額でも継続的な支出になるため、見直しや取捨選択の対象になりやすい分野です。「~2,000円」「契約していない」が多数を占める状況には、「便利だから払う」から「本当に使っているか?」という価値基準に変わり、支出に対してシビアになっている可能性が見受けられます。
ただし、今回の結果は支出が自動化・少額化・分散化されているサブスクリプションの特性から支出を自覚しにくい仕組みが影響し、実際はサブスクリプションを複数契約しているのに自覚がない可能性を含んでいます。
「使っていない」と感じている方のなかにも、実際には無意識のうちに利用しているかもしれません。

国民生活センター『「解約したはず!」「契約してない!」と思い込んでいませんか? 予期せぬ“サブスク”の請求トラブルに注意!』によると、2021年度以降インターネット経由で意図せず契約してしまったサブスクリプションに関する相談が、毎月500件程度寄せられており、実際にサブスクリプションのトラブルが増えていることがわかります。

これを機にご自身が今どのようなサブスクリプションに契約しているのか、クレジットカードや銀行口座の支払履歴などから確認しておくとよいでしょう。

お金の使い方に正解はない。あるのは「納得感」

今回のアンケート結果は、統計的に一般化できるものではありませんが、SNS上に集まった声から、現代のお金の使い方の一側面を垣間見ることができました。
節約を重視する一方で、体験や感情に惜しみなく使う方も多数確認できましたね。お金の使い方はどれが正しいというものではなく、自分が納得できているかどうかが大切なのかもしれません。

飲み会、ランチ、推し活、サブスクリプション――どれも日常の一部だからこそ、お金の使い方が、実はその人らしさを映し出しています。
あなたが「お金をかけたい」と思うものは何でしょうか。
反対に、「ここは費用を抑えてもいい」と感じるのはどこでしょうか。
数字の向こう側にある価値観に少しだけ目を向けてみると、自分のお金との付き合い方がはっきり見えてくるかもしれません。

  • 本ページは2026年2月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性など内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

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