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クレジットカードは、2枚持ちが正解!集中利用でポイントを貯めよう!

クレジットカードを利用して買い物をする最大のメリットは、「ポイントが貯まる」こと!今回は、クレジットカードを利用してお得にポイントを貯めるコツをお伝えします。

︎クレジットカードは何枚持ちが正解!?

現金がなくても、いつでも気軽に買い物ができるのがクレジットカードのメリット。クレジットカードで買い物をすると、ポイントも貯まるので、買い物は、現金よりもクレジットカード派という人も少なくないのではないでしょうか。

クレジットカード会社も割引やポイントアップなど、魅力的な特典を打ち出し、勧誘してくるので、つい、買い物ついでにクレジットカードを作ってしまって気がつけば、使わないクレジットカードが何枚もあるという人も多いことでしょう。

お金が貯まっている人の共通点は、お財布の中身がスッキリしていて、クレジットカードもポイントカードも最小限にしています。クレジットカードが増えすぎてしまったという人は、この機会に不要なクレジットカードを整理することをオススメします。

基本的にクレジットカードは、「日常よく使うカード」と「世界中で使えるカード」の2枚あればOK。

日常よく使うカードを1枚に集中させることで、ポイントが貯まりやすくなったり、受けられる特典のグレードがアップしたりします。また、今は、グローバルな時代なので、旅行や仕事で海外に行く機会も多いことでしょう。その時に世界共通で利用できるカードを1枚もっておくと便利です。「海外キャッシュサービス」が付帯しているカードだと、必要な時に現地の通貨で現金がおろせるので使い勝手がよいでしょう。このような機能が付いたVisaやMaster Cardなどのインターナショナルブランドカードを1枚持っておくとよいですね。

日常使うカードは、ライフスタイルを考えて選ぶ!

では、日常使うクレジットカードはどのように選べばよいのでしょうか。

クレジットカードをオトクに便利に使いこなすコツは、クレジットカードを利用する最大のメリットである「ポイントを貯めること」です。

このメリットを活かすためには、日常の自分の行動範囲を考えて、ライフスタイルに合ったカードを選び、利用することが大切です。よく買い物するスーパーやよく立ち寄るデパート、休みのたびによく行くレジャー施設など、よく利用するお店やよく行く場所を思い浮かべてみましょう。

例えば、主婦の方の場合、よくスーパーやデパートに行くという人も多いと思いますが、その場合には、スーパーや百貨店が発行する「流通系カード」が候補となります。流通系カードは、買い物する際の割引特典やポイントサービスが充実しているものが多いのが特徴です。スーパーやデパートなどでよく買い物する人であれば、わりとすぐにポイントが貯まり、お得度が高いといえるでしょう。

固定費をクレジットカード払いにして、効率良くポイントを貯める!

ここでもう一度確認ですが、クレジットカードを利用する最大のメリットは、「ポイントが貯まること」。そこで、できる限りポイントを貯めるには、毎月必ず支払う「固定費」をカード払いにすることです。

最近は、電気、ガス、水道などの公共料金や家賃、新聞代、携帯代、保険料などもクレジットカードで支払うことできます。これだけの毎月の固定費をクレジットカード払いにすればすぐにポイントが貯まりますね。

では、固定費をカード払いにした場合、いったいどれくらいのポイントが貯まるのでしょうか?

例えば、電気代10,000円、ガス代6,000円、水道料金5,000円、スマホ料金10,000円、インターネット料金5,000円、生命保険料10,000円、新聞代4,000円を支払っているとします。これを合計すると月額で50,000円。年間にすると60万円となります。

一般的なカードのポイントは、200円で1ポイント貯まるケースが多いので、これにあてはめて計算すると、年間60万円の固定費の支払いで3,000ポイント貯まります。この貯まった3,000ポイントを1ポイント1円として交換すると3,000円になります。つまり、固定費をクレジットカードの支払いに変更すると、年間3,000円くらいは節約できるというわけです。(カードにより交換率が異なります)

一度、固定費をクレジットカード払いにする手続きをしてしまえば、継続的にポイントが貯まり、節約効果は持続します。まだ、固定費をクレジットカード払いにしていないという人は検討してみましょう。

クレジットカードを解約する際は3つのポイントを確認!

クレジットカードは、1枚のカードに集中して利用することでポイントが貯まりやすくなるので、不要なクレジットカードは、全て解約してしまいましょう。

クレジットカードの解約の手続きは、カスタマーセンターなどに電話することで完了するケースがほとんどです。

クレジットカードを解約する前には、

  • 1. 支払いは完了しているか
  • 2. 使っていないポイントはないか
  • 3. カードに付帯しているサービスがなくなってもよいか

を忘れずに確認するようにしてください。

クレジットカードの支払い方法で、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどを選択している場合には、解約前にその支払いが済んでいないと、一括で請求される場合があります。

また、ポイントが貯まっている場合、解約してしまうとポイントは無効になってしまうので、必ず交換しておきましょう。

さらに、クレジットカードには、提携施設が優待価格で利用できたり、旅行保険がついていたりと様々な付帯サービスがついているケースが少なくありません。付帯サービスを頻繁に利用していた場合には、そのサービスが使えなくなっても支障がないか検討しましょう。

今回のまとめ

  • クレジットカードは「日常よく使うカード」と「世界中で使えるカード」の2枚持ちがオススメ
  • 日常よく使うカードは自分のライフスタイルにあったものを選ぶ
  • 固定費をクレジットカード払いにすることで効率よくポイントを貯める
  • クレジットカードを解約するときには支払、残りポイント、付帯サービスについて確認する
  • 本ページは2019年7月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

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ファイナンシャルプランナー(CFP) 高山 一恵

2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。その後、株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Cafe』を運営。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書は「やってみたらこんなにおトク!税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)、「税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法」(河出書房新社)、「パートナーに左右されない自分軸足マネープラン」(日本法令)など多数。

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