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<みんなの平均>年代別・地域別・年収別の食費の平均は?

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節約をするならまずは食費から、と考える人は多いのではないでしょうか。しかし、効果が出にくいのも食費の節約です。では、どのように節約すればいいのでしょうか。
今回は、平均金額から食費について考えてみましょう。

エンゲル係数とは?

「エンゲル係数」とは、すべての消費支出合計のうち、食費に何%使ったか、という割合のことです。この数字を見れば、支出全体から見て食費が多すぎていないかどうかを確かめることができます。

エンゲル係数(%)=食費÷消費支出合計×100

年代別 食費の平均

20代は安く抑えてもエンゲル係数は高め

家族構成にもよりますが、年代別に見ると、20代の食費は平均で月あたり4万1,829円。30代は約5万8,768円、40代は6万9,007円、50代は7万685円と年代が上がるにつれて食費は増えています。

世帯主の年代別 食費の平均

年代 ~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳~
食費(円) 41,829 58,768 69,007 70,685 66,184 55,958
エンゲル係数(%) 25.3 24.6 24.1 23.2 26.1 27.9

「総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)平均速報結果の概要」より

総務省のデータによれば、エンゲル係数は25%が日本の平均的な数値です。およそ4分の1は食費、ということですね。

20代の食費は、金額こそ抑えていますがエンゲル係数が高めです。収入が少ない時期なので、食費の負担がどうしても重くなりがちなのではないでしょうか。
また、60代、70代もエンゲル係数が高くなります。シニア世代も、収入が少なくなることが一因でしょう。

地域別 食費の平均

大都市ほど食費・エンゲル係数が高い

次に、地域による食費の平均も見てみましょう。小都市よりも大都市で食費が高く、またエンゲル係数も高くなっています。
これには、大都市の食費の傾向として外食が大きいということがあげられます。また、調理してある食品、たとえばお惣菜などを買う金額も比較的多く、その分食費がかさんでしまうようです。

地域別 食費の平均

地域 大都市 中都市 小都市A 小都市B
・町村
食費(円) 63,696 63,137 60,138 58,734
エンゲル係数(%) 26.4 25.1 25.1 24.8

「総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)平均速報結果の概要」より

外食は、お付き合いの会合なら交際費、記念日のお祝いなどならイベント費と考えることができますが、仕事帰りで疲れていたり、忙しかったりして外食を利用することが重なれば、それは食費として計算され、金額もふくらんでしまうのでしょう。

毎日の食事はできるだけ外食に頼らず、自炊することが節約になりますが、長く続けられる方法でなければ効果は限定的。食事を作る余裕がない時は、お惣菜などの調理済み食品を上手に利用したいですね。

家計にしめる食費の割合(=エンゲル係数)が小さくなれば、食費以外の支出にまわせるお金が増え、貯蓄にもはずみがつきます。エンゲル係数は平均の25%を超えないことが1つの目安。

年収別 食費の平均

高収入世帯は、食費は高いがエンゲル係数は小さい

では、年収別の食費はどうでしょうか。高収入世帯は世帯人数が多いということもありますが、食費が高くなっています。しかし、エンゲル係数は低いので食費の負担感は大きくなさそうです。

年収別 食費の平均

年間収入 ~238万円 238万

354万円
354万円

496万円
496万円

727万円
727万円~
食費(円) 37,069 52,647 62,614 70,631 87,231
エンゲル係数(%) 27.3 27.8 27.4 25.6 22.5

「総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)平均速報結果の概要」より

エンゲル係数は、豊かさの指標とも言われています。たとえば、「食べるだけで精いっぱい」という状況では支出の半分以上が食費、つまりエンゲル係数が50%を超えることもあります。
逆に、豊かになれば食費以外の、レジャーやおしゃれ、教育関係などの支出が増えるため、相対的にエンゲル係数は小さくなっていきます。

平均的なエンゲル係数が25%とはいえ、収入によっては難しくなる場合もあります。そこで、どのように食費を節約し、エンゲル係数を下げていくとよいか考えてみましょう。

食費の節約術は、種類ごとに考える

食費は毎日の生活に関わるものだけに、少し気をつけることで大きな違いにもなります。
まず、食費を種類に分けて管理しましょう。
食費の種類を4つで分けてみます。

  • 1.生鮮食料:肉、魚、野菜、果物、卵、乳製品など
  • 2.保存食料:缶詰、乾物、レトルト食品、フリーズドライ食品など
  • 3.お米・調味料
  • 4.外食

生鮮食品

生鮮食品は、新鮮であることが大切。まとめ買いはほどほどに。肉や魚は冷凍できるものもありますが、それでも長期間冷凍していると味が落ちます。
美味しく食べて、節約もできるように、冷蔵庫に長期間溜め込んでいる食材がないようにしたいですね。生鮮食品はまとめ買いより使い切りを心がけましょう。

保存食料

保存食料は、安い時にまとめて買っておくのにはピッタリです。買物に行けない時のお助け食料にもなるので、ある程度は備えておくと安心です。最近は災害に備えるという視点からも、保存食料関連は見直されています。
ただし、保存食料にも賞味期限があります。定期的に点検し、いざという時に賞味期限切れで役に立たなかった、ということのないようにしたいですね。

お米・調味料

お米、調味料は毎日買うものではないので、月単位で計画しておくといいでしょう。定期的にセールをしているお店が多いので、安くなるタイミングで買うのがオススメ。お米は精米後になると味が落ちていきますから、1カ月程度で使い切る分量を計画的に買いましょう。

外食

外食をするのはリフレッシュになり、楽しいものですね。そこで、外食にも予算をつけて計画的に楽しむようにしてはいかがでしょうか。予算がしっかりとってあれば、思う存分楽しめます。
外食をしたいわけではないけれど食事を作る余裕がない、という時は、お惣菜を買って家で食べるという方法もあります。
イオン夜市には、温めてすぐ食べられるお惣菜のほかにも、少し手をかけておかずにできる半調理品などが豊富。栄養バランスを考えて、しっかり食べて休養をとりましょう。

今回のまとめ

  • 20代、60~70代は、食費は安いがエンゲル係数は高め
  • 大都市ほど食費・エンゲル係数が高い
  • 高収入世帯は、食費は高いがエンゲル係数は小さい
  • 食費の節約術は、種類(生鮮食品、保存食料、お米・調味料、外食)ごとに考える

オススメ

  • 本ページは2018年12月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

ファイナンシャルプランナー(AFP) タケイ 啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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