リフォームローンとは?金利や控除、住宅ローンとの違いをわかりやすく解説

2026.9.16

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【この記事を読んでわかること】

  • リフォームローンは、住宅の増改築や修繕、設備の交換などのために利用できるローン。担保の有無で「無担保型リフォームローン」と「有担保型リフォームローン」にわかれる
  • リフォームにも利用できる住宅ローンの商品を扱う金融機関もある。条件を満たせば住宅ローン控除の対象にもなる
  • イオン銀行では「リフォームローン」「ソーラーローン」のほか、住宅ローンも扱っている。少額で短期間の借入ならリフォームローン、高額で長期間の借入であれば住宅ローンがおすすめ

住まいのリフォームは、快適な暮らしを維持するうえで重要ですが、内容によってはまとまった資金が必要になることもあります。自己資金だけでまかなうのが難しい場合には、リフォームローンを活用するのも1つの方法です。今回は、リフォームローンの特徴や住宅ローンとの違い、メリット・デメリットについてわかりやすく解説します。

リフォームローンとは?

リフォームローンとは、住宅の増改築や修繕、設備の交換などを目的に利用できるローンです。
どれだけ気に入っている家であっても、住み続けていれば設備が壊れたり経年劣化したりしてくるものです。きちんと直して引続き快適に住みたいと思っても、リフォーム費用が高額だとそれも難しくなります。リフォームローンを利用すれば、そうしたリフォームのためのまとまったお金が用意できますので、引続き快適に住むことができます。

リフォームローンの種類

リフォームローンには、大きくわけて「無担保型リフォームローン」と「有担保型リフォームローン」の2種類があります。担保とは、ローンを借りる方が借りたお金を返せなくなったときに金融機関に対して差出すもののことです。つまり、担保がないリフォームローンと担保があるリフォームローンがあります。

無担保型リフォームローン
無担保型のリフォームローンは、自宅などの担保が不要なローンです。担保がないので担保にするための手続きが不要です。審査期間が比較的短く、契約時の費用もかかりません。

  • 手数料などがかかる場合もあります。

ただし、担保がないということは、金融機関は万が一返済が滞ったときにお金を回収しにくいということでもあります。そのため、無担保型リフォームローンの借入限度額は有担保型リフォームローンに比べて少なく、返済期間も短い傾向があります。また、金利も有担保型リフォームローンに比べて高めに設定される傾向があります。

有担保型リフォームローン
有担保型のリフォームローンは、リフォームする自宅を担保に入れるローンです。担保にする手続きには費用がかかりますし、リフォームローンの審査には手間や時間もかかります。しかし、審査に通れば有担保型リフォームローンの方が借りられる金額も多く、返済期間も比較的長く、金利も低めに設定される傾向があります。もちろん、万が一返済が滞れば、最終的には担保となる自宅が売却されてしまう可能性もあります。

<無担保型リフォームローンと有担保型リフォームローンの主な違い>

  • この表は横にスクロールできます
 無担保型リフォームローン有担保型リフォームローン
金利高め低め
借入限度額比較的少ない比較的多い
返済期間比較的短い比較的長い
審査比較的スピーディ時間がかかる
契約時の費用原則不要必要
担保不要必要(住宅など)
返済不能時

担保はないが、給与や預貯金などへの

強制執行の可能性はある

最終的に担保が

売却される可能性がある

(株)Money&You作成

リフォームローンと住宅ローンの違いは?どちらがおすすめ?

ローンといえば「住宅ローン」を思い浮かべる方も多いでしょう。リフォームローンと住宅ローンの違いは、次のとおりです。

<リフォームローンと住宅ローン>

  • この表は横にスクロールできます
 リフォームローン住宅ローン
目的増改築・修繕購入
担保

不要・必要あり

(上記の無担保型・有担保型)

必要(住宅など)
金利やや高め低め
借入期間約1〜15年最長50年
借入額比較的少額高額対応可能
団信商品により異なる加入が一般的

(株)Money&You作成

リフォームローンと住宅ローンの最大の違いは、ローンを借りる目的です。リフォームローンはあくまで住宅の増改築や修繕のためのお金を借りるためのローンですので、住宅を新築する、購入するという場合には利用できません。住宅の新築・購入の際には、住宅ローンを利用します。

リフォームローンには担保のあるものとないものがありますが、住宅ローンの場合は新築・購入する住宅などが担保になります。そのため、リフォームローンよりも金利は低めで、借入期間も長く、借入額も高額にできます。また、団体信用生命保険(団信)に加入することで、住宅ローンを借りた方が亡くなるなど、万が一のことがあった場合に残債をゼロにできます。以後の返済が不要になり、遺された家族は引続きその家に住むことができます。

リフォームでも住宅ローンが利用できるケース

リフォーム費用が高額になる場合、住宅ローン並みの条件でローンを組みたいと考える方も多いでしょう。リフォームローンよりも住宅ローンの方が金利・借入限度額・返済期間の面で有利だからです。

金融機関によっては、リフォームにも利用できる住宅ローンの商品を提供しています。たとえば「リフォーム専用の住宅ローンを借りる」「今の住宅ローンにリフォーム資金を追加して借りる」「住宅ローンの借換えと同時にリフォーム資金を上乗せする」などの方法が利用できます。

リフォームローンのメリット・デメリット

以上を踏まえて、リフォームローンのメリット・デメリットをまとめておきましょう。

リフォームローンのメリット

  • 少額から借りられる

リフォームローンは数十万円などと比較的少額からでも借りることができます。ちょっとしたリフォームをしたい、急に修繕が必要になったというときでも、必要なタイミングでリフォームを実施できます。

  • 審査や手続きが比較的簡単

特に無担保型リフォームローンなら、担保の設定も必要ありませんので、比較的スムーズに審査・手続きが進みます。早く資金を用意したい場合にも向いています。

  • 手元資金を残せる

また、ローン全般に共通するメリットですが、手元に資金を残せることも挙げられます。
貯金をはたいてリフォームをする場合、他に何か大きな出費があったときに大変です。リフォームローンを利用して最低限の貯金を残すことができれば、急な出費にも比較的対応しやすくなります。

リフォームローンのデメリット

  • 住宅ローンより金利が高め

リフォームローンは住宅ローンと比べて金利が高めに設定されていることが多く、無担保型では特にその傾向がみられます。金利が高いと、総返済額も増えてしまいます。

  • 返済期間が短め

リフォームローンの返済期間は住宅ローンよりも短めなので、毎月の返済額が大きくなる可能性があります。

  • 借入額が少なめ

リフォームローンの借入額の上限は住宅ローンより少なめで、数百万円から一千万円程度となっています。大規模なリフォームを行う場合は、資金が不足することもあるでしょう。

リフォームでも住宅ローン控除の対象になる?

リフォームであっても以下のような条件を満たすと「住宅ローン控除」の対象になる可能性があります。

  • 自分が住んでいる(または住む予定の)住宅のリフォームである
  • リフォーム後6カ月以内に入居し、そのまま住み続ける
  • 住宅の床面積が40㎡以上である※
  • 住宅ローンの返済期間が10年以上である
  • 控除を受ける年の合計所得金額が2,000万円以下である
  • 補助金などを差引いたリフォーム費用が100万円を超える
  • 建築士などが発行する証明書で対象のリフォームだと確認できる
  • 控除を受ける年の合計所得金額が1,000万円超の場合は50㎡以上

住宅ローン控除では、最大13年間にわたって年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税から直接差引くことができます。また、所得税から引ききれない場合は住民税からも差引くことができます(前年度課税所得の5%(最大9万7,500円)まで)。住宅ローン控除を適用できれば、税負担を大きく軽減できます。

イオン銀行のリフォームローンの特徴

イオン銀行には、住宅のリフォームにあたって利用できるリフォームローンや、自宅に太陽光発電設備を導入する際に利用できるソーラーローンがあります。いずれも無担保型リフォームローンです。なお、以下の情報は2026年8月1日時点のものです。

イオン銀行リフォームローン

住まいの増改築、水周りの修理、内装・外壁改修、車庫の設置、オール電化など、住まいのさまざまなリフォームに対応するリフォームローンです。借入金額は30万円〜500万円、金利は全期間固定金利で年6.05%、借入期間は1年以上10年以内(1年単位)となっています。

イオン銀行ソーラーローン

自宅に太陽光発電システムを導入すれば、環境への負担を減らせますし、何より電気代削減にもつながります。太陽光発電システムの導入や、住宅用定置型リチウムイオン蓄電池の購入・設置工事、あわせて実施するリフォームの資金を借りることができるのがイオン銀行のソーラーローンです。借入金額は20万円〜1,000万円、金利は全期間固定金利で年6.05%、借入期間は1年以上15年以内(1年単位)となっています。

リフォームローンと住宅ローンを使いわけよう

リフォームローンはリフォームのための資金を借りるのに便利なローンですが、金額や借入期間によっては住宅ローンを利用する方がおトクな場合もあります。少額で10年以内など短期間での借入であればリフォームローン、高額で10年超など長期間での借入であれば住宅ローンと使いわけることで、より無理なく返済ができる可能性が高くなります。

イオン銀行からのコメント
イオン銀行からのコメント

イオン銀行では、リフォームローン・住宅ローンの相談を随時受付けています。
イオン銀行の店舗は年中無休で、全国のイオン・イオンモール内などで営業しておりますので、お買い物のついでにお立ち寄りください。
住宅ローンの無料シミュレーションや事前審査も可能ですので、この機会にぜひご活用ください。

まとめ

リフォームローンは、住宅の修繕や増改築に必要な資金を準備できる便利なローンです。少額のリフォームや早めに資金を用意したい場合に適していますが、住宅ローンと比べると金利が高く、借入期間や借入額は限られます。
リフォームにかかる金額が高額な場合や、借入期間が長期になる場合は住宅ローンが適しています。リフォーム目的で住宅ローンを借りたい場合、既存の住宅ローンに上乗せすることやリフォーム専用の住宅ローンを活用することができます。
リフォームの内容や必要な資金、将来のライフプランを踏まえ、それぞれのローンの特徴を比較し、自分に合った借入方法を選びましょう。

  • 本ページは2026年9月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性など内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

高山 一恵

ファイナンシャルプランナー(CFP)

(株)Money&You取締役。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍100冊、累計200万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。X(旧Twitter)→@takayamakazue

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