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働き方で差が出る?女性の生涯収入はどのくらい?

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「子供を産んだら、女性は仕事を辞めて家庭に入る」というのは、少しずつ過去の話になりつつあり、最近は子育てをしながら仕事を続けている女性が少なくありません。
女性の社会での活躍がどんどん進む一方で、夫婦での家事分担についてメディアでも話題になったり、保育所の待機児童の問題がニュースになったりなど、まだまだ子育てと女性の仕事の両立は課題が多そうです。

今回は女性の働き方について考えてみたいと思います。働き続けるかどうかで、生涯収入に差が開くことは想像できますが、具体的にはどれくらいの差がつくのでしょうか…?ここでは前提として大卒(4年生)女性の生涯収入で働き方による比較をしてみたいと思います。

女性の出産後の選択肢として様々なパターンが考えられますが、下記のデータに基づいて11の働き方による生涯所得の差について確認していきましょう。

女性の働き方ケース別生涯所得(例・2児出産、60歳定年と仮定)

1 正社員として、出産休業はせずに定年までフルタイムで勤務。 約2億5,800万円
2 正社員として産休、育休を取りフルタイムで復帰。 約2億3,000万円
3 正社員として産休、育休を取り3歳未満まで時短勤務で子育てをし、その後フルタイムに復帰。 約2億2,000万円
4 正社員として産休、育休を取り小学校就学前まで時短勤務で子育てをし、その後フルタイムに復帰。 約2億1,200万円
5 2児出産後退社し、その後非正社員(契約社員など)で勤務。 約9,700万円
6 2児出産後退社し、その後パートタイマーとして勤務。 約6,100万円
7 2児出産後退社し、その後は仕事はせず専業主婦。 約3,800万円
8 非正規社員で、出産休業はせずに生涯働く。 約1億1,600万円
9 非正規社員で、産休、育休を取り復帰。 約1億1,100万円
10 非正規社員で、2児出産後退社し、その後パートタイマーとして勤務。 約4,800万円
11 非正規社員で、2児出産後退社し、その後専業主婦。 約2,500万円

上記の11のケースを比較して言えることは…

  • まず正社員が有利。(正社員か非正規社員かで生涯所得に2倍以上の差がつく。)
  • 産休、育休、時短勤務を経ても、正社員を続けると生涯所得の2億円以上は保たれる。
  • 2児出産後退社をして正社員復帰をしなければ生涯所得が大きく減り、生涯所得は1億円にも満たない。

経済的な視点で考えると、育休などを取った上でも、やはり正規雇用で定年まで働く働き方が圧倒的に有利になりますね。

でもやはり、正社員で働きながら子育てとの両立をするのはなかなかハードな面もあります。保育所がなかなか見つからなかったり、家事の負担、子供とのコミュニケーションの時間などを考えるととても難しいので、やむを得ずパートや契約社員などの非正規社員で働かれている人も実際は多いですよね。
では、正社員ではない女性や専業主婦の方が、この正社員との所得の差を縮めるにはどうすればよいのでしょう?

働き方による差を埋める方法として、忙しい中ご自身がもっと働こうとするのではなく、「お金そのもの」に働いてもらうこと(=資産運用)、お金を増やしていくことを考えるととても効率的に資産を大きく育てていくことができます。お金は預金として置いているだけでは増えていきませんが、上手に運用することで増やすことができます。

では、何から始めたら良いか?わからないという方も多いですよね。…資産運用の第一歩として人気なのは、「投資信託」です。そもそも「投資信託」とは何か?というと、私たちから集めたお金を、運用のプロが投資先や売買のタイミングを考えた上で運用し、そこで得られた利益を私たちが受け取ることが出来るというものです。上手に投資信託を選べば、月々数千円、数万円という少額ずつ積み立て投資を続けていくことで、10年〜20年で数百万、数千万円という大きな資産を作っていくこともできます。

仮に月々3万円を20年貯蓄(年0.01%)し続けた場合と、年率3%、年率5%の投資信託で積み立て続けた場合で比べてみると…

  • 貯蓄(年率0.01%)…720万5,689円(元本720万円/税金3,273円/利息5,689円)
  • 投資信託(年率3%)…921万3,298円(元本720万円/税金51万3,273円/利益201万3,298円)
  • 投資信託(年率5%)…1,093万4,115円(元本720万円/税金95万1,981円/利益373万4,115円)
    (※複利毎課税で計算)

さらに、「投資信託」の積立で、もっと有利に増やしたい!と思ったら、活用すべきは「iDeCo」や「つみたてNISA」です。上記のように、通常の口座で積み立てていくとそれぞれ利益に対して20.315%の税金が引かれてしまいますが、「iDeCo」や「NISA」は利益に対しての税金はかかりませんので、上記にある約50万円や約100万円の税金は引かれなくてすむのです。ここでも大きく差が付きますね。
「老後資金を作りたい」という方は「iDeCo」、「目的は老後だけに限らず、大きな資産を築きたい」という方はNISAの中でも「つみたてNISA」がオススメです。もちろん、どちらとも同時に利用することも出来ます。

  • 投資信託には価格変動リスク、元本割れリスク、利回りの保証はなく、上記試算は将来の成果をお約束するものではございません。

今の時代、資産に差が出る大きな要因は、「働き方」とともに「資産運用をするかしないか」だと言われています。今年こそ、まずは資産運用のスタートとして「iDeCo」や「つみたてNISA」で無理なくしっかり、大きな資産を作り始めてはいかがでしょうか?

今回のまとめ

  • 女性の出産後の働き方は「正社員」で働き続けるのが最も有利。
  • 「働き方」とともに「資産運用するかしないか」で資産に大きく差が付く。
  • 資産運用の第一歩にオススメの「投資信託」は「iDeCo」や「つみたてNISA」での運用が有利。

オススメ

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

  • 本ページは2019年10月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

ファイナンシャルプランナー 岡崎 あゆみ

中立的な金融教育機関にて約10年間、講師として登壇中。年間の講演回数は200回以上。また乗合保険代理店での保険の見直し相談経験も。経済や資産運用について身近に感じられるよう、受講生の立場に立ってわかりやすく親しみやすい伝え方を心がけ、講演、執筆を行っている。

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