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海外旅行すると1人1,000円の税金がかかるってホント?

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楽しい海外旅行の前にしっかりと準備をして領収書の「特別徴収」にびっくりしないようにチェックしておきましょう。

海外に行くときにかかる、新しい「税金」とは?

突然ですが、これから先、旅行や出張などで海外へ行かれる予定はありますか?
「予定がある」という方は必ず知っておいたほうがよい、「税金」があります。

2019年1月7日より、日本を出国する度に、1人1,000円の「出国税」が課税されています。旅行でハワイに行くときも、仕事でシンガポールに行くときも、日本人も外国の方も基本的には全員、日本を出国する際に「出国税」がチケット代に上乗せされています(ただし、飛行機や船舶の乗務員や乗り継ぎ客、2歳未満の子供などは対象外とされています)。これは実質、旅行代金の「値上げ」と受け止めることもできますね。

「出国税」とは、どんな税金?

この「出国税」とは、2019年1月7日から課税された税金で、正式名称は「国際観光旅客税」。領収書には「特別徴収」と記載されています。
政府は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日客を年間4,000万人に増やす目標を掲げています。
この目標達成に向けて、「ストレスフリーに快適に旅行できる環境の整備」「日本の多様な魅力に関する情報の入手の容易化」「地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等」など様々な環境整備を進めるために、この「出国税」の税収を活用するとされています。

増税、値上げ…いま私たちはどんな時代を生きている?

加えて、2019年10月から消費税の10%への増税も予定されています。また増税だけではなく、次々とモノやサービスの値段が上がっていることにお気付きでしょうか?

私たちの生活にかかわるモノも様々な値上げが行われました。

数カ月に渡って段階的に少しずつ値上げされているものも多くありますので、今まで通りの感覚でお金を使っていては、知らず知らずのうちに出費は増えていくことになるでしょう。

増税や値上げが続く中、どんな工夫をすると良い?

今後、出費が増えていくことはほぼ確実ですが、一方で収入が同じだけ確実に増えるのかというと…それは確実とは言い切れませんね。
こうした状況に、私たちはどう対応していけばよいのでしょうか。私たちがいますぐできることを3つ考えたいと思います。

(1)節約して支出を減らす
(2)ポイント還元(クレジットカード等)を利用し、お得に買い物する
(3)節税して支出を減らす

(1)節約して支出を減らす

まず現状の無駄な出費を把握することが大切です。どんな形でも良いので「家計簿」をつけて収支を把握し、節約すべきポイントを見つけた上で、無理なく支出を抑える努力をすると効果的です。

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(2)ポイント還元(クレジットカード等)を利用し、お得に買い物する

クレジットカードや電子マネーなどの「ポイント還元」を上手に利用することも大切です。貯まったポイントは、カードによっては商品券に交換できたり、ポイントそのものを現金同様に使えたりしますので、工夫次第で大きな節約効果が得られます。
たとえば電子マネーWAON利用のお買い物で、対象になる割引や、ポイントアップのイベントのある日を選ぶなどの工夫をすれば、一家族分の食費や日用品の買い物で年間約3万円もの節約効果が生まれたという結果もあるんですよ。

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(3)節税して支出を減らす

「節税」効果があるもので今注目したいのは「つみたてNISA」「iDeCo」「ふるさと納税」です。「つみたてNISA」と「iDeCo」は、コツコツ続けると、節税もできる上に、資産運用で「増やす」ことも期待できますので、出費が増える今後には必ず取り入れたい方法です。

「つみたてNISA」とは

資産形成のために、最長20年間、運用益に対して非課税で積み立て運用ができる制度です。住宅購入や教育資金などまとまった資産を作りたいときに無理なくコツコツ続けて行くことができ、長期的な資産形成に有利です。

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「iDeCo」とは

老後の資産形成のために20歳から60歳までの間、積み立て運用ができる制度です。上記のNISA同様、運用益に対する非課税の他、積立時に積み立てた金額が全額所得控除の対象になるなど、さらに大きな節税効果があります。

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「ふるさと納税」とは

応援したい自治体を自分で選び、ふるさと納税(寄付)をすると、返礼品としてその土地の名産品等を受け取ることができると同時に、所得税や住民税に対しての大きな節税効果があります。

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現在、「増税」「値上げ」などが続き、ありとあらゆるシーンで支払うお金が多くなって行く時代です。少しでも有利なお金の使い方や貯め方、増やし方を実践していきましょう!

今回のまとめ

  • 海外旅行の新しい注意点「出国税」は1人1,000円の徴収。
  • その目的はオリンピック・パラリンピックに向けた環境整備で、旅行代金は実質的な値上げ。
  • 様々なモノの値上げに対して、節税で対抗。つみたてNISA、iDeCo、ふるさと納税で賢く税金対策。

オススメ

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

  • 本ページは2019年8月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

ファイナンシャルプランナー 岡崎 あゆみ

中立的な金融教育機関にて約10年間、講師として登壇中。年間の講演回数は200回以上。また乗合保険代理店での保険の見直し相談経験も。経済や資産運用について身近に感じられるよう、受講生の立場に立ってわかりやすく親しみやすい伝え方を心がけ、講演、執筆を行っている。

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