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下降相場で強みを発揮!アクティブファンドってどんなファンド?

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投資した商品には、いつまでも値上がりし続けてほしいと思ってしまうものです。しかし、残念ながらそんな商品はありません。いつか値下がりのタイミングが訪れます。そんな下落相場に強みを発揮すると考えられるのが、投資信託の一種であるアクティブファンドです。
今回は、アクティブファンドの特徴と、メリット・デメリットについて解説します。

相場は上昇トレンドと下降トレンドを繰り返す

もしも常に右肩上がりの相場があるなら、投資先に悩むことはないでしょう。最初に一気に買っておけば、あとは黙っていても資産が増えていくのですから、話は簡単です。しかし、当然ですが、常に右肩上がりの相場はあり得ません。たとえ長期的に値上がりをしていたとしても、いずれはその値上がりがストップし、やがて値下がりするタイミングが訪れます。なぜなら、投資した金融商品の値動きは、需要と供給の関係で決まるからです。

たとえば株価は、その株を買いたい人(需要)と売りたい人(供給)のバランスによって決まります。「業績がいい」「市場が注目している」など、理由はさまざまですが、その株を買いたい人が増えると値上がりし、売りたい人が増えると値下がりします。

株価が安いうちは「割安だから買いたい」「もっと値上がりすると思う」という人が多いため、株はどんどん買われていきます。たくさん買われて株が少なくなると、今度は多少高い値段でも買いたいという人が出てくるため、株価は値上がりしていくのです。

しかし、株価が上昇すると、「割高で手が出せない」「そろそろ値上がりが終わるから売って利益を得よう」と考える人が増えていきます。こうなると、徐々に値上がりは緩やかになり、やがて止まります。そして、株を買いたい人より売りたい人が増えて、株価は値下がりしていくのです。

相場の方向性を示す言葉に「トレンド」があります。相場は日々小刻みに上下していますが、全体として値上がりすることを上昇トレンド、逆に全体として値下がりすることを下降トレンドといいます。また、上昇・下降のトレンドがなく、一定の範囲内で推移する相場を保ち合い相場といいます。

株に限った話ではないのですが、金融商品の相場は、上昇トレンド→保ち合い相場→下降トレンド→保ち合い相場→上昇トレンド…を繰り返していることを押さえておきましょう。

相場のトレンドのイメージ

インデックスファンドとアクティブファンド、どう違う?

投資信託には、大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドがあります。

インデックスファンドは、株価などの指標(インデックス)と連動することを目指す投資信託です。たとえば、「日経平均株価」は日本経済新聞社が、東京証券取引所一部に上場する約2,000銘柄のうちから代表的な225銘柄を選定し、その株価をもとに算出する指数。日経平均株価に連動するインデックスファンドを購入すれば、間接的にそれら225銘柄に投資したのと同じような効果が得られるというわけです。
日本の株価の指標だけでなく、米国や欧州など海外市場の値動きを表す指標、債券や不動産といった株価以外の指標など、指標は実にさまざまです。どの指標と連動するかで、値動きが変わってきます。

一方、アクティブファンドは、目標とする指標を上回る成果を目指したり、目標を設けずにできるだけ利益を出すことを目指したりする投資信託です。
インデックスファンドの投資先は、指標と同じ値動きを目指すので機械的に決まります。同じ指標に投資するインデックスファンドであれば、中身もそう変わりません。しかし、アクティブファンドの投資先は、より高いパフォーマンスを目指してファンドマネージャーが分析・調査を行って選ぶので、投資信託によってさまざまです。それによって、インデックスファンドよりも高い利益を得られる可能性がありますが、逆に大きな損失を抱える可能性もあります。

インデックスファンドとアクティブファンドのイメージ

仮に右肩上がりの相場がずっと続くのであれば、最初にインデックスファンドをまとめて買っておいて、あとは持ち続けていれば確実に利益を得ることができるでしょう。

ただ、実際には上昇トレンドはいつか終わり、保ち合い相場を迎え、やがて下降トレンドに入ります。インデックスファンドは、あくまで「指標と値動きの連動を目指す」商品ですから、指標の値下がりにも連動します。結果、インデックスファンドでは成果が出にくい局面となってしまうのです。

こんなときに備えて検討したいのが、アクティブファンドです。アクティブファンドは、指標が下落したり、市場が下落したりしたときに、その下落幅を抑える売買を機動的に行います。その結果、ファンドの下落を抑えられる可能性があるのです。

アクティブファンドは下降トレンドに強み

アクティブファンドのメリット・デメリット

アクティブファンドが下降トレンドに強みを発揮することを紹介しました。そのほかにも、アクティブファンドにはメリット・デメリットがあります。

アクティブファンドのメリット1:インデックスファンドを上回るリターンが狙える

アクティブファンドの中には、中長期的に大きなリターンを得ている商品も存在します。アクティブファンドの手数料(後述)だけを見て「インデックスファンドのほうがいい」と言われることがありますが、手数料を差し引いてもインデックスファンドを上回るリターンをあげている優秀なアクティブファンドであれば、十分検討に値するでしょう。

アクティブファンドのメリット2:運用者の顔が見える

指標に合わせて機械的に運用されるインデックスファンドとは違い、アクティブファンドは運用者の顔が見えるのがメリットです。私たちも自分のお金を託して運用してもらうわけですから、きちんと任せられるかを見極めたいですよね。アクティブファンドの運用会社のなかには、ニュースレター、セミナー、SNS、さらにはYouTubeなどのコンテンツまで活用し、情報発信している会社もあります。こうした情報を見ることで、運用をより身近に感じられるでしょう。

アクティブファンドのデメリット1:インデックスファンドより手数料が高い

アクティブファンドの運用には、市場の分析や調査などの手間がかかる分、どうしても手数料が高くなります。たとえば、保有中にかかる信託報酬は、インデックスファンドの場合年0.1%〜0.3%のものも増えてきているのに対し、アクティブファンドの場合、年1%〜2%と比較的高く設定されています。ですから、これを上回るようなリターンをあげることができるアクティブファンドなのか、過去の実績や投資の方針などを確認して納得したうえで投資をする必要があるでしょう。

アクティブファンドのデメリット2:インデックスファンドに勝てない商品もある

プロが分析・調査をしたからといって、市場で利益を上げ続けることは困難です。中には、インデックスファンドよりもリターンが少なくなるファンドもあります。アクティブファンドはインデックスファンドよりもリスクが高いことを覚えておきましょう。

約300本の投資信託の中から自動積立投資可能

ここまでアクティブファンドの特徴を紹介してきました。投資信託選びというと、インデックスファンドに目が行きがちですが、アクティブファンドにはインデックスファンドを上回るリターンが得られる可能性、値下がり時の下落を抑える可能性があります。ぜひそのことも踏まえた上で、投資先選びをしていただければと思います。

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  • 本ページは2022年2月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

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マネーコンサルタント 頼藤 太希

(株)Money&You代表取締役。中央大学客員講師。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha」を運営。著書は『はじめての資産運用』『1日5分で、お金持ち』『はじめてのNISA&iDeCo』など多数。twitter→@yorifujitaiki

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