家族カードはなぜおトク?家族に最適なクレジットカードの見つけ方

2026.10.16
家族カード
家族カード

気になる記事はお使いのデバイスでブックマーク登録できます

【この記事を読んでわかること】

  • 家族カードはクレジットカードを契約している会員の家族に追加で発行できるクレジットカード
  • 家族カードを利用することで「年会費を安くできる」「家族でポイントをためられる」「家族で付帯サービスが受けられる」「家計管理がしやすい」といったメリットが得られる
  • イオンカードの家族カードは発行手数料・年会費とも無料で3枚まで発行可能。本会員のクレジットカード同様のサービスを受けられるうえ、WAON POINTを家族間でシェアすることもできる

クレジットカードには、利用する会員(本会員)のクレジットカードに追加して発行できる「家族カード」もあります。本会員のクレジットカードだけでなく家族カードも活用すれば、家計のお金の流れがシンプルになり、ポイントも効率よくためられます。今回は、家族カードの基本とメリット・デメリット、家族カードの活用方法と選び方を紹介します。

家族カードとは?

家族カードとは、クレジットカードを契約している会員(本会員)の家族に追加で発行できるクレジットカードのことです。

家族カードの仕組み
家族カードの仕組み

具体的には、本会員と生計を同一にする配偶者、両親、満18歳以上の子ども(一般的には高校生を除くが、カード会社により可能なところもある)などが利用できます。「ファミリーカード」と呼ばれることもあります。

家族カードは多くの場合、本会員のクレジットカードと同じデザイン・国際ブランドで発行されます。利用代金は家族カードの分もまとめて本会員の口座から引落とされます。クレジットカードの審査の対象となるのは本会員のみで、家族カードを利用する家族に関しては審査されません。家族の収入が少ない(もしくは収入がない)場合でも、本会員が審査に通れば家族カードを作ることができます。

なお、すべてのクレジットカードに家族カードがあるわけではありません。家族カードの有無やサービスの内容はクレジットカード会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

家族カードのメリット・デメリット

  • この表は横にスクロールできます
メリットデメリット
  • 年会費が安い(無料)
  • 家族で付帯サービスが受けられる
  • 家族でポイントをためられる
  • 家計管理がしやすい
  • 利用可能枠(限度額)は本会員のクレジットカードと合算
  • 家族カード利用者のクレジットヒストリーは積み上がらない
  • 本会員が退会・解約・離婚すると家族カードも使えなくなる

家族カードにはさまざまなメリットがあります。

家族カードのメリット①:年会費が安い(無料)

家族カードの年会費は本会員のクレジットカードよりも低額に設定されていることが多く、無料になっていることもあります。家族で別々に何枚もクレジットカードを作るよりも、年会費の負担を抑えられる場合があります。

家族カードのメリット②:家族でポイントをためられる

クレジットカードの魅力は、多くの場合、利用でポイントがたまることです。家族カードを使うことでたまるポイントは、本会員のポイントと合算されます。ためたポイントは、クレジットカードの利用代金として使ったり、商品と交換できたりします。
もちろん、家族カードでも本会員のクレジットカードと同じポイントがためられますので、いざポイントを使うというときにもまとめて使いやすいのがメリットです。

家族カードのメリット③:家族で付帯サービスが受けられる

家族カードであっても、本会員のクレジットカードと同じ特典やサービスなどを受けられます。旅行保険やショッピング保険、空港のラウンジサービスなどの付帯サービスも家族カードで受けられます。

家族カードのメリット④:家計管理がしやすい

家族カードの利用分は、本会員のクレジットカードの利用代金とともに本会員の口座から引落とされます。複数の家族カードがあっても、引落としはまとめて1つの口座からですから、家計管理がしやすくなります。

家族カードではカードごとに毎月の利用上限額を定めることも可能です。使いすぎてしまう場合はあらかじめ「5万円」などと設定しておけば、それ以上使うことを防止できます。また、本会員は家族カードごとの利用明細を確認できるので、誰がいくら使ったかを簡単に把握することができます。

一方で、家族カードにはデメリットもあります。

家族カードのデメリット①:利用可能枠(限度額)は本会員のクレジットカードと合算になる

家族カードの利用可能枠(限度額)は、本会員のクレジットカードと合算になります。たとえば、本会員のクレジットカードの利用可能枠が50万円で、本会員のクレジットカードをすでに40万円使っているという場合、家族カードの利用可能枠は10万円となります。逆に、家族カードを40万円使っている場合には、本会員のクレジットカードの利用可能枠の残りは10万円になります。毎月の利用可能枠を超えると、クレジットカードは使えなくなってしまいます。

家族カードのデメリット②:家族カード利用者のクレジットヒストリーは積み上がらない

クレジットカードやローンの利用履歴、返済実績などの信用情報をクレジットヒストリーといいます。クレジットヒストリーがよいと、将来のクレジットカードやローンの審査によい影響があります。しかし、家族カードの支払いは本会員がしているので、家族カード利用者のクレジットヒストリーにはなりません。

家族カードのデメリット③:本会員が退会・解約・離婚すると家族カードも使えなくなる

本会員のクレジットカードを退会・解約すると、家族カードも利用できなくなってしまいます。
また、離婚するなどして生計がわかれた場合にも家族カードは使えません。
ただし、家族カードの解約手続きは、原則として本会員が行う必要があります。

家族カードの活用方法

以上のメリット・デメリットを踏まえると、家族カードを便利に使えるのは次のような方だといえます。

  • 配偶者やパートナーと家計を一元管理したい方
  • 家族の利用分もまとめてポイントをためたい方
  • 離れて暮らす子どもの生活費を管理したい方
  • 家族ごとの利用額を把握しながら無駄遣いを防ぎたい方
  • 年会費を抑えながら複数人でカードを利用したい方

家族カードを家族に使ってもらうことで、1つのポイントがまとめてためられるようになります。本会員が利用明細をチェックするようにすれば、家計の見える化や無駄遣いの防止につながります。特に共働き世帯では、生活費用の口座を1つに決め、そこを引落とし先に指定しておくと、収支の管理がシンプルになります。仕送りをしている大学生の子どもなど、離れて暮らす子どもの生活費の管理にも役立ちます。

家族カードの選び方

家族カードを選ぶ際は、以下のようなポイントを比較しながら選びましょう。

年会費をチェック

ひとくちに「家族カードの年会費は無料」といっても、本会員のクレジットカードの年会費が高いようであれば本末転倒です。本会員のクレジットカードの年会費をまず確認しましょう。また家族カードの年会費も「1枚目のみ無料、2枚目以降は別途年会費がかかる」という場合もあります。年会費は事前に確認しておきましょう。

発行可能枚数をチェック

家族カードは際限なく何枚でも発行できるわけではありません。1枚だけなのか、2枚以上なのか、それ以上なのかを確認しましょう。特に、家族が多くて全員分の家族カードを用意したいというのであれば、発行可能枚数を事前に確認しておきましょう。

サービスをチェック

本会員のクレジットカードと家族カードでポイント還元率や付帯サービスに違いがないのが一般的ですが、そもそも本会員のクレジットカードや家族カードが普段使いするサービスでおトクに使えるのかが重要です。家族みんながおトクに使えるクレジットカードを選ぶのがよいでしょう。

家族カードで気になるポイントを紹介

家族カードを作るにあたって気になるポイントをまとめて紹介します。

家族カードの暗証番号はどうなる?

家族カードの暗証番号は、本会員のクレジットカードとは別に、家族カード会員ごとに設定できるのが一般的です。忘れてしまった場合は、各クレジットカード会社のサービスサイトやアプリなどで手続きすることで確認できます。

家族カードのポイントはどのように進呈される?

家族カードの利用でたまったポイントは、多くの場合、本会員のポイントとして1つにまとめて進呈されます。ウェブサイトやアプリのサービスを利用して、たまったポイントを家族間でシェアできるサービスが用意されている場合もあります。

家族カード所有者も利用明細を見られる?

家族カードの利用明細を家族カードの会員本人が見ることももちろん可能です。各クレジットカード会社のサービスサイトやアプリにログインすることで見られるようになっています。ただし、支払いはあくまで「本会員の口座からまとめて引落とし」となりますので、特に本会員は家族の利用状況をきちんと確認しておきましょう。

イオンカードの家族カードも便利

イオンカードのルーツは、イオンがまだ「ジャスコ」として親しまれていた時代にさかのぼります。当時、日々のお買い物に訪れる主婦やご家族のお客さまの利便性向上を目指し、買い物との親和性が高いクレジットカード事業を展開しました。

その流れは現在のイオンフィナンシャルサービスグループへと受け継がれ、暮らしに寄り添う金融サービスとして発展しています。

こうした背景から、イオンカードでは家計を預かる方やご家族での利用を意識したサービスを充実させています。家族カードは年会費・発行手数料無料で、最大3枚まで発行可能です。ご家族のご利用分もまとめて管理でき、WAON POINTも合算してためることができます。

イオンカードの家族カードでも、本会員のクレジットカードと同様に、以下のメリットが受けられます。

  • イオングループ対象店舗で、WAON POINTがいつでも基本の2倍※
  • 「お客さま感謝デー」などの優待特典が利用できる
  • イオンマークのクレジットカード払いで、イオンシネマの映画一般料金がいつでも300円引き
  • ショッピングセーフティ保険やカード盗難紛失保障が得られる
  • 「家族シェア」でたまったWAON POINTを家族間でわけ合える
  • 基本とは、200円(税込)ごとに1WAON POINT進呈をさします。

また、本会員のクレジットカードがゴールドカードの場合は、家族カードもゴールドの券面になります。

普段からイオンの各店舗でのお買い物が多く、これから家族カードを持ちたいとお考えの方は、イオンカードの家族カードのお申込みをご検討ください。

  • 本ページは2026年10月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性など内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

オススメ

高山 一恵

ファイナンシャルプランナー(CFP)

(株)Money&You取締役。中央大学商学部客員講師。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。NHK「日曜討論」「クローズアップ現代」などテレビ・ラジオ出演多数。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「マネーアンドユーTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」運営。「はじめての新NISA&iDeCo」(成美堂出版)、「マンガと図解 はじめての資産運用」(宝島社)など書籍120冊超、累計200万部。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。X(旧Twitter)→@takayamakazue

高山 一恵のプロフィールを見る