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株価指数に連動するインデックスファンド、株価指数にはどんなものがある?

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投資信託は、投資家から集めた資金をプロが運用してくれる商品です。その投資信託の種類のひとつに「インデックスファンド」があります。インデックスファンドの「インデックス」とは「指数・指標」のこと。ある特定の市場やグループの値動きの動向を大まかにつかむために算出されているデータです。
このインデックスにはさまざまなものがあるのですが、今回はその中から「株価指数」をご紹介。代表的なものを解説します。

株価指数ってどんなもの?

株価指数は、株式市場全体の動向や、一定の銘柄グループの株価をもとにして算出される指数のことです。株価は、株式市場で売買の取引が行われることで日々値動きがあります。値上がりする銘柄もあれば、もちろん値下がりする銘柄もあります。しかし、どれかひとつの銘柄の値動きだけを見ていても、株式市場全体、または銘柄グループ全体として値上がりしているのか、それとも値下がりしているのか、今ひとつわかりません。

こんなときに役立つのが株価指数です。株価指数は、多くの銘柄の値動きをもとに計算されています。そのため、株価指数の動向を見れば、全体として上昇しているのか、それとも下落しているのかが掴める、というわけです。

株価指数の中から、日本だけでなく海外のものを合わせて、主な株価指数を6つご紹介します。

日本の株価指数

①日経平均株価

日経平均株価は、日本経済新聞社が算出する株価指数。東京証券取引所(東証)1部に上場している銘柄の中から選び出された、日本を代表する225社の株価をもとに計算されている株価指数です。「日経225」と呼ばれることもあります。平均株価なので、単位は「円」になっています。

よくニュースなどで「日経平均株価は昨日より○円上昇(下落)して○○円」などと報じられています。日経平均株価を見ることで、多くの株価の値上がり・値下がりの動向を読み取ろう、というわけです。もっとも、日本の上場企業数は3,800社以上あるので、日本の株式市場の一部分の値動きを示した指標ともいえるかもしれません。
日経平均株価のもとになる225社は、毎年1回見直しされ入れ替えが行われます。基本的には「平均株価」ですので、株価の水準が高い銘柄の影響を受けやすいといわれています。

②TOPIX(トピックス・東証株価指数)

TOPIXは、東京証券取引所(東証)が算出する株価指数です。東証1部に上場しているすべての銘柄の時価総額を基準日(1968年1月4日)の時価総額で割って算出します。基準日の時価総額を「100ポイント」として、ポイントの増減で値動きを示します。

日経平均株価は225銘柄でしたが、TOPIXは東証1部すべてですから、2,200銘柄以上の時価総額をもとにしているというわけです。つまり、より市場全体の値動きを表しているといえるでしょう。
TOPIXの計算に使っている時価総額は、会社の規模を示す金額。「株価×発行済み株式数」で示されます。比較的、時価総額の大きな銘柄(大型株)の値動きの影響が出やすいのが特徴です。

米国(アメリカ)の株価指数

③NYダウ(ダウ平均株価)

NYダウは、米国のダウ・ジョーンズ社が公表している株価指数。米国を代表する30銘柄の平均株価をもとに算出されています。
正式名称は「ダウ工業株30種平均」といいますが、アップル・マイクロソフト・P&G・コカコーラ・ウォルトディズニーなど、工業株でない銘柄も多数含まれています。いずれも、世界中でよく知られている銘柄ばかりです。
米国市場に上場する銘柄は5,000社以上あります。しかし、NYダウに採用されている銘柄はいくら米国を代表するとはいえ30銘柄しかありません。米国を代表する大企業の動向を知るために役立つ指数といえるでしょう。

④S&P500

S&P500も、ダウ・ジョーンズ社が算出・公表している株価指数です。「500」とついているところからもわかるように、米国のニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダック(NASDAQ)に上場する銘柄のうち、主に時価総額の大きい500社が選抜され算出されています。米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしていて、米国市場全体の値動きを大きく反映している指標です。

複数の国にまたがる株価指数

⑤MSCIコクサイ指数

MSCIコクサイ指数は、MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が算出している株価指数です。MSCIが先進国と定める23か国から、日本を除いた22か国の株価で構成されています。
国別の配分比率を見ると、6割以上が米国になっているため、米国株の影響を受けやすい指数といえますが、日本を除く先進国株式への投資の指標として、広く使われています。

⑥FTSEエマージング・インデックス

FTSEエマージング・インデックスは、英国のFTSE社(英国フィナンシャル・タイムズ社とロンドン証券取引所グループが共同で設立した会社)が算出する株価指数。「エマージング」とは新興国のことで、中国、台湾、ブラジル、南アフリカ、インドといった新興国市場を指します。FTSEエマージング・インデックスは、これら新興国市場の大型株・中型株の値動きをもとに算出されています。

インデックスファンドの特徴

インデックスファンドとは、ここまで紹介してきた株価指数の値動きと連動することを目指す投資信託です。どの株価指数との連動を目指すかは、商品によって異なります。たとえば「日経平均株価と連動するインデックスファンド」を購入すれば、日経平均株価の値動きと運用成果がほぼ連動すると考えられます。TOPIXでもS&P500でも同様です。

インデックスファンドに投資することで、間接的にさまざまな銘柄に投資するのと同じような効果が期待できます。そのうえ、インデックスファンドは手数料が安いのがメリット。特に、投資信託の保有中にかかる信託報酬は、アクティブファンド(株価指数を超える利益、または株価指数の目標を設けずに利益を追求する投資信託)よりも低く設定されているため、コストを抑えた投資が可能です。

イオン銀行では「iFreeシリーズ」を購入可能

イオン銀行では、シンプルなインデックスファンドシリーズとして、「iFreeシリーズ」の投資信託を取扱いしています。今回ご紹介した日経平均株価やTOPIX、NYダウやS&P500といった株価指数に連動する投資信託が揃っています。なかには、投資の運用益が非課税にできる「つみたてNISA」の対象商品も。金融庁が「長期の資産形成に役立つ」と考える基準を満たした、低コストでわかりやすい商品が揃っていますので、ぜひ、インデックスシリーズで資産形成を始めてみましょう!

今回のまとめ

  • 株価指数は、株式市場全体の動向や、一定の銘柄グループの株価をもとにして算出される指数のこと。
  • インデックスファンドは株価指数に連動することを目指す投資信託。
  • インデックスファンドを1本買えば、株価指数が組み入れている資産すべてに間接的に投資できる。
  • イオン銀行では「iFreeシリーズ」のインデックスファンドの購入が可能。
  • 本ページは2021年12月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

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マネーコンサルタント 頼藤 太希

(株)Money&You代表取締役。中央大学客員講師。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha」を運営。著書は『はじめての資産運用』『1日5分で、お金持ち』『はじめてのNISA&iDeCo』など多数。twitter→@yorifujitaiki

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