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一人暮らしの電気代、ガス代、水道代の平均は?管理方法もご紹介!

【この記事を読んでわかること】

  • 一人暮らしの光熱・水道費の平均額は13,045円
  • 公共料金の支払いはイオンカードセレクトを利用したクレジットカード払いが便利
  • 公共料金の支払いが遅れると最終的には送電や供給がストップしてしまうので、毎月の支払いを管理しておくことが大切

新年度から生活ががらりと変わり、一人暮らしを始める新大学生や新社会人の方は多いでしょう。そして、公共料金を自分で支払い始める方も多いでしょう。とはいえ、中には公共料金っていったい何?いくらかかるの?と心配になっている方もいるかもしれません。
今回は、これから一人暮らしを始める方に向けて、公共料金の種類、一人暮らしの公共料金の平均金額、公共料金の支払方法と上手な管理方法を紹介します。

公共料金に含まれるサービスと、一人暮らしにかかる公共料金の平均金額

公共料金とは、国会・中央政府・地方公共団体といった公的機関が金額を決めたり改定したりしている料金のことです。具体的には、次のような料金が公共料金にあたります。

<公共料金の種類>

消費者庁「公共料金とは」より

公共料金の種類を見ると、どれもわたしたちの生活に欠かすことのできない生活インフラに関わる料金ばかりですね。とくに電気代・ガス代・水道代といった「光熱・水道費」は、暮らしをしていく上で、なくてはならないものですから、支払わないわけにはいかないでしょう。

本来、商品やサービスの料金は自由に決められるものですが、生活インフラに関わる料金がどんどん値上がりしたら、生活していけなくなってしまいますよね。そこで、生活インフラに関わる料金については「公共料金」として国が価格を定めている、というわけです。

とはいうものの、実際気になるのは毎月の金額ですよね。一人暮らしの光熱・水道費の平均額は、次のようになっています。

<一人暮らしの光熱・水道費>

  1カ月 1年
電気代 6,726円 80,712円
ガス代 3,359円 40,308円
他の光熱 720円 8,640円
上下水道料 2,239円 26,868円
光熱・水道(合計) 13,045円 156,540円

総務省「家計調査(2023年平均)単身世帯」より(株)Money&You作成

1カ月の電気代の平均は6,726円。エアコンが活躍する夏場や冬場には、金額が多くなりがちです。
ガス代は3,359円で、都市ガスかプロパンガスかで金額が変わってきます。多くはプロパンガスのほうが高くなります。
他の光熱は主に灯油代で720円。寒い地域だと金額が上がる傾向にあります。
そして上下水道料は2,239円です。水道代は多くの場合2カ月に1度の支払いなので、この倍の金額、4,500円ほどを1回に支払います。

公共料金の支払い方法は3つある おすすめは?

公共料金の支払い方法は、大きく3つあります。

①振込用紙
自宅に送付される振込用紙を利用して料金を支払う方法です。銀行や郵便局の窓口、コンビニなどに持っていくことで利用料金を支払うことができます。窓口での支払いは現金でできるのがメリットですが、時間や移動の手間がかかります。また、24時間営業のコンビニならば問題ありませんが、銀行や郵便局では営業時間外に手続きできない点にも注意が必要です。

②口座振替
あらかじめ電力会社やガス会社などに登録した口座から、指定の期日に利用料金を引き落とす方法です。前もって口座に入金しておけば、あとは自動的に利用料金の支払いができるので手間がかかりません。加えて、電力会社などでは、口座振替を選ぶことで毎月55円の口座振替割引が受けられることもあります。
また、電気代については、対象企業となる公共料金の口座振替で、支払い1件につき5電子マネーWAONポイントがもらえます(イオンカードセレクト特典は他に「固定電話」「携帯電話」「NHK受信料」が対象)。
しかし、口座の残高が不足していると料金が引き落とされず、支払いが遅れてしまう可能性もあります。

③クレジットカード
公共料金をクレジットカード払いにすることもできます。クレジットカードで利用料金が支払われ、後から口座よりお金が引き落とされます。
クレジットカードを利用すると、たとえば電気代・ガス代・水道代といった、複数の公共料金の支払日を1日にまとめられます。そのうえ、クレジットカードのポイントもためられます。公共料金は必ず支払うお金ですから、クレジットカード払いにしておくのがおトクですね。

たとえばイオンカードセレクトならば、公共料金の支払いで毎月200円(税込)ごとに1WAON POINTがためられます。

公共料金の支払いを忘れるとどうなる?忘れないようにするには

電気代・ガス代・水道代の支払いを忘れてしまうこともあるかもしれません。とくに振替用紙があるのに支払いをしなかったり、口座振替の残高を確認しなかったりしていると、支払期日を過ぎてしまうかもしれません。

利用している会社やお住まいの自治体によって多少異なりますが、公共料金の支払いが遅れると、次のことが起こります。

①払込票が届く
利用料金が支払いされていない旨が記載された払込票が届きます。指定された「支払期限日」までに、この払込票を使って支払いを行いましょう。なお、支払期限日までに支払えば、支払いが遅れたことによる延滞利息は発生しません。

②催促状・勧告状が届く
支払期限日までに支払わないでいると、今度は催促状や勧告状などが届きます。これには「最終支払い期限日」が指定されています。支払期限日から最終支払い期限日までの間は、1日支払いが遅くなるたびに所定の延滞利息がかかります。ですから、一刻も早く支払うようにしましょう。

③送電・供給がストップする
最終支払い期限日を過ぎても支払わないでいると、電力会社からは「送電停止前通知」、ガス会社からは「供給停止通知書」、水道会社からは「給水停止予告書」が届きます。それでも支払わないでいると、送電や供給がストップします。

電気・ガス・水道が止められてしまっては、生活していくことは困難ですから、忘れずに支払うようにしましょう。そのためには、口座振替を利用して十分な金額を口座に入れておくこと、あるいはイオンカードセレクトのようなクレジットカードを利用して支払うようにするとよいでしょう。

その際、きちんと支払っているかを確認するためにアプリを活用しましょう。
イオン銀行で銀行口座振替を利用するならば「通帳アプリ」を見ることで、電気代・ガス代・水道代をそれぞれいくら支払っているかの明細をいつでもどこでも確認できます。
また、イオンカードセレクトを利用して支払う場合は、イオンウォレットアプリを利用しましょう。カードの利用履歴には、どの利用料金をいくら支払ったかが記載されているので、利用金額の管理に役立ちます。

まとめ

一人暮らしを始めると、公共料金を自分で支払うようになる方も多いでしょう。電気代・ガス代・水道代は、毎月必ず支払う費用ですし、それぞれが止められてしまうようでは生活していけません。イオンカードセレクトを利用してクレジットカード払いをすれば、支払いを忘れることはありませんし、ポイントもためることができておトクです。ぜひ活用しましょう。

  • 本ページは2024年4月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

高山一恵

(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー
一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。月400万PV超の女性向けWebメディア『Mocha(モカ)』やチャンネル登録者1万人超のYouTube「Money&YouTV」を運営。著書は『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)など著書累計150万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。

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