<みんなの平均>デート代を割り勘したい女性は41%?デート費用の平均
執筆者:ファイナンシャルプランナー|肥後 知歩
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- 節約術
デートをした際、最後に必ず出てくるお会計。そのデート費用、どちらがどのような割合で払えば良いのか、お互い気になるところですよね。以前は男性が多めに出したり、もしくは全額払って女性にご馳走するシーンが多かったようにも思いますが、それは昔の話なのでしょうか? どうやら最近では割り勘にするカップルもいるようですし、徐々に変化が起きているようです。
今回は最近の20代~40代の未婚者におけるデートのお金事情ついて「恋愛・結婚調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」の分析結果から考察していきたいと思います。
まずはデートで支払う「1人あたりのデート費用」の平均は男女それぞれ、いくらくらいでしょうか。
【1回のデートで1人が支払うデートの費用(20代~40代交際経験がある人/男女別)】 (※現在恋人がいない人は直近の恋人とのデートについて回答)
- 全体:平均4,473.3円(14年調査 平均6,070.9円)
- 男性:平均6,411.4円(14年調査 平均8,282.9円)
- 女性:平均2,420.0円(14年調査 平均3,607.5円)
- 男女の差額: 3,991.5円(14年調査 4,675.5円)
(円)
2014年 | 2017年 | ||
---|---|---|---|
全体(n:1655) | 6,070.9 | 全体(n:2953) | 4,473.3 |
男性(n:872) | 8,282.9 | 男性(n:1593) | 6,411.4 |
女性(n:783) | 3,607.5 | 女性(n:1414) | 2,420.0 |
男女差 | 4,675.5 | 男女差 | 3,991.5 |
- ※ 恋愛・結婚調査2017(リクルートブライダル総研調べ)
全体的にデート費用の平均は4,473.3円で2014年の調査と比べると1,597.6円安くなったようです。徐々にデートにかける金額が減っているのがわかります。
また、男女それぞれのデート費用を見てみると、平均で3,991.5円の差額がありやはり男性の方が4,000円近く多く出しているようですね。ただ、2014年の調査結果の差額は4,675.5円でしたので、男女の差は割り勘とまではいきませんが、小さくなってきていることがわかりますね。
続いて、デート費用に関する意識についての調査結果も世代別に確認して見ましょう。
【デート費用は二人で割り勘したいと思う(20代~40代未婚者/年代別/あてはまる・ややあてはまる 計)】
- 男性:25.3%(20代 29.1%/30代 24.9%/40代 18.1%)
- 女性:35.1%(20代 41.4%/30代 31.5%/40代 22.8%)
【デート費用は、男が払うのは当然だと思う(20代~40代未婚者/年代別/あてはまる・ややあてはまる 計) 】
- 男性:23.0%(20代 21.8%/30代 21.3%/40代 27.4%)
- 女性:19.1%(20代 18.8%/30代 19.3%/40代 19.6%)
【恋人とは対等な立場・イーブンな関係でありたい(20代~40代未婚者/年代別/あてはまる・ややあてはまる 計) 】
- 男性:40.8%(20代 41.7%/30代 40.5%/40代 39.4%)
- 女性:59.9%(20代 65.7%/30代 53.0%/40代 53.1%)
- ※ 恋愛・結婚調査2017(リクルートブライダル総研調べ)
上記の結果を見ると、年齢が若くなればなるほど、男女に対等な関係を求めていることがわかります。特に20代の女性の4割以上が割り勘を望んでいるという結果は世代間の意識の差が感じられますね。「対等な関係、イーブンな関係」を求めるとともに「費用の負担も対等に」と考える若い女性が増えてきているようです。
ところでデート代を2人で分担して支払う場合、現金で割り勘しようとすると「細かいお金がなくてぴったり準備できない」などと不便なことが多くありませんか?そんな時、スマホ決済アプリのPayPayやpringなどが便利なのはご存知でしょうか。イオン銀行ではこれらのアプリの即時口座振替サービスを使うことができます。スマホ決済アプリであれば現金がなくてもイオン銀行の口座から無料で(手数料はかからずに)相手にその場で1円単位で送金することができ、とても手軽で便利です。
デートを重ねているカップルの皆さんは、良い関係を育てながらいずれ結婚も…と考えている方が多いのではないでしょうか。出費に関してどのような割合で分担するにしても、将来を考えると様々な費用が必ずかかってきます。
交際中はデート代、誕生日やクリスマス、旅行やレジャーなど、お付き合いを充実したものにしようとすればするほど出費は必ずありますね。その先の「結婚」も視野に入れるとさらに大きな出費が考えられます。
今を楽しみながらも、将来に渡って末長く良い関係を保つためには、必ず「家計管理」が必要です。また家計管理とともに積立による「資産形成」が非常に大切です。家計簿をつけるなどして上手に家計管理をしながら、収入の出来れば1~2割は積立に回したいものです。
イオン銀行ではコツコツ貯められる「積立式定期預金」、コツコツ資産運用で増やしていく投資信託の「自動積立」、「つみたてNISA(積立NISA)」、老後のための積立には「iDeCo(イデコ)」など様々な積立による資産形成が実践できます。
今回はデート代の男女の支払いについて確認しましたが、今のデートも将来も楽しいものにするために、男女ともに積立による「資産形成」をコツコツ続けていきましょう。
今回のまとめ
- デート費用は男性の方が多く支払っているものの、負担の男女差は徐々に少なくなってきている。
- デート費用を分担しての支払いは、スマホ決済アプリのPayPayやpringなどが便利。
- カップルにとって将来を視野に入れると様々な費用が発生するので、家計管理と積立による資産形成は必須。
- ※ 本ページは2022年2月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。
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