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そろそろ始めたい!お金を貯める仕組み作りと楽しい貯蓄の方法

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの肥後です。

「貯蓄しようとがんばってみるものの、なかなか思うようにいかない…」
「何度も“貯蓄しよう”とチャレンジしたけれど、結局続かない…」

こんなお悩みをよく耳にします。

そこで今回は、お金を貯める仕組み作りや楽しく貯蓄できる方法をご紹介したいと思います。ぜひ今年こそは、しっかり貯められるような方法で、貯蓄をスタートしませんか?

貯蓄が上手な人は「仕組み」を作っている

貯蓄のポイントとして第一に挙げられるのは「タイミング」です。

お給料が入ったら“まず最初に貯蓄の分を取り分けて、残りのお金で生活”することが大切。
その反対に“まず生活費に使って、余った分を貯蓄”というのは、貯蓄がうまくいかない人にありがちな例です。

つまりは、貯蓄の分を先に取り分ける『先取り貯蓄』が、貯蓄上手になるための第一歩。
お金の性質は「あればある分だけ、使ってしまうもの」だと理解して、まず貯蓄分を確保することが大切です。

貯蓄の割合としては、収入の15~20%程度を貯めていくことをオススメしたいと思いますが、もし無理があると途中で挫折したり、せっかく貯めたお金に手をつけてしまったり等、続かなくなってしまいます。
「無理のない金額で貯蓄する」ことも長く続けるためのポイントですので、自分にとって適切な金額を決めてスタートしましょう。

また、この「先取り貯蓄」を継続していくために肝心なのは、放っておいても自動的に貯まる仕組みを作ることです。
自分の意思でお金を移動させるのではなく、「自動的に貯まる仕組み」を利用することで、意識しなくても自然にお金が貯まるようにしておきましょう。

「自動的に貯まる仕組み」を具体的に知りたい!

では、「自動的に貯まる仕組み」にはどんなものがあるでしょうか。
今回は具体的に、3つを紹介します。

積立式定期預金

お給料が振り込まれる普通預金口座とは別に、積み立て式の定期預金口座を作り、毎月決めた金額を積み立てて預金していく方法です。

口座の満期日を決めて、「いつまでにいくら貯めたい」という目標金額に向けコツコツ積み立てていくことができます。

イオン銀行の積立式定期預金の場合、積み立て金額は月々500円から1円単位で自由に設定でき、金利も普通預金より高いので、より有利に預金できるところも魅力です。

設定は、インターネットバンキングを使えばいつでも簡単。積み立て日をお給料日直後に指定しておけば、確実に「先取り貯蓄」ができますね。

積立式定期預金の詳細はこちら

つみたてNISA

2018年1月から始まった「つみたてNISA」。まとまったお金がなくても、毎月少額でコツコツ資産づくりを始められて、預金よりも大きいリターンが期待できます。

選択した投資信託を毎月自動的に買い付けてくれるので、一度購入の設定をしておけば手間いらず。なお投資信託は金融庁の厳しい基準を満たしたものに限定されています。
また税金面での優遇があり、さらに手数料の面でも有利なのがうれしいですね。
一方で、投資信託には価額変動リスクがあり、元本割れの可能性があることには注意が必要です。

つみたてNISAの魅力はこちら

iDeCo(個人型確定拠出年金)

60歳までの間、老後のために積み立てを行い、自分で運用して年金づくりを行う制度です。
自分自身で選んだ運用商品で運用を行うことができ、その成果によって将来受け取る年金額は増減します。

投資先は、投資信託を選ぶこともできますが、「投資はどうしても怖い」という方は元本保証の「預金」を選ぶこともできるんですよ。

またiDeCoには大きな節税メリットがあるため、大変注目されています。節税メリットの詳細や加入資格の調べ方については以下のページを参考にしてみてください。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の詳細はこちら

おすすめしたい貯蓄(積み立て)方法は、以上の3つです。
将来の自分自身やご家族のためにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

楽しんで行えるユニークな貯蓄方法も!

『先取り貯蓄』で自動的に貯まる仕組みを紹介しましたが、そのほかにもアイデアや工夫次第で上手にお金を貯める方法があります。
今回は、そんな一味違った貯蓄の方法も2つ、ご紹介しましょう。

500円玉貯金

お釣りなどでお財布に入ってきた500円玉を貯金する方法。
「毎日帰宅後にお財布を確認して、500円玉があれば必ず貯金箱に入れる」というルールを作り、強制的に貯めていけば、小さな金額でもコツコツ確実に貯まっていきます。
500円玉では負担が大きいという方は、100円や50円でもOK。習慣化することで、コツコツ確実に貯まっていきます。

お釣り貯金

お釣りで受け取った小銭をコツコツ貯めていく貯金です。
1,000円札を出して768円の商品を購入すると、お釣りは232円を受け取ります。
毎日帰宅後に小銭入れに入っているお釣りを全て貯金箱に入れるというルールを作り、コツコツ貯めていく方法です。

このように「お金を貯める」にも、さまざまな方法があります。
自分にあった無理のない方法で上手に「仕組み」化して、継続できる貯蓄を始めましょう。
今年こそ、第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

  • 本ページは2018年1月時点での情報であり、その正確性、完全性、最新性等内容を保証するものではありません。また、今後予告なしに変更されることがあります。

お申込みに際しては、以下の留意点を必ずご確認ください。

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ファイナンシャルプランナー 肥後 知歩

中立的な金融教育機関で約15年間、講師として登壇中。家計管理や資産運用についての講演、乗り合い代理店にて保険の見直し相談を約200世帯以上経験し、今に至る。現在はセミナー講師(年間講演回数100講演以上)、コラム執筆や個人相談なども含め幅広く活動中。

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