女性活躍

イオン銀行は、多様な価値観を持つすべての従業員が活躍できる組織の実現を目指し、その第一歩として「女性活躍」を推進しています。

女性活躍に向けた取組み

イオン銀行では、女性活躍推進法および次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画を策定し、すべての女性が最大限に能力発揮できるよう、職場環境の整備や子育て支援など各種施策に取組んでいます。

女性役員からのメッセージ

執行役員 資産運用本部長
杉原 直美

お客さま第一の実現に向け、すべての従業員が活躍できる組織へ。「女性活躍」はその第一歩。

「女性だから、男性だから」という言葉は、すでに過去のものだと思っていました。一方、当社の女性の管理職比率は未だ目標に達していません。
当社には働きやすさをサポートする制度はかなり揃っているはずなのに、なぜ十分に活かされないのか。この疑問こそが、私がDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)と真剣に向き合い、ネットワーク活動を始めた原点です。
現実には、家事や育児との両立を期待されるのは今なお女性であることが多く、「子育てと仕事の両立は大変では」といった言葉も、女性に向けられがちです。一方で、「一家の大黒柱」「男らしさ」といった固定観念は、男性をも縛っています。DE&I推進はすべての人を自由にする取組みなのです。
仕事、家事、子育て、介護、趣味など、人は人生の中で多様な役割を担い、経験を重ねていきます。その積み重ねが、一人ひとりの中に新しい視点や価値観、すなわち「イントラパーソナル・ダイバーシティ(個人内多様性)」を育てます。従業員個人が多様な経験を持つことを支援し、企業として多様な人材が活躍することを推進することが重要です。
また、DE&Iは従業員だけのものではありません。お客さまの暮らしや価値観は一人ひとり異なり、そのニーズは極めて多様です。その多様なニーズに寄り添った商品・サービスを提供するためにこそ、DE&Iは不可欠であり、「企業の競争力」そのものだと考えています。
当社は、どのライフステージにある従業員であっても能力を存分に発揮できる環境を整え、「違い」によって線を引くのではなく、「違い」から新しい価値が生まれる銀行を目指します。性別、年齢、国籍、障がいの有無、働き方やライフステージ、そのすべてを制約ではなく可能性と捉えられる社会を一緒につくっていきたい。お客さま、地域の皆さまとともに、「違いをいかして、ともに進む」金融サービスを実現してまいります。

数字で見る女性の活躍

女性従業員の割合

43%※1

女性管理職比率

27%※2

当社は、2027年までに女性管理職比率を30以上とすることを
目標としています。

女性の育児休業等取得率

107%※3

出産後の在籍継続率

100%※4

  • 1:2025年2月末時点
  • 2:2025年8月末時点。女性活躍推進法に基づく情報公表
    お客さま接点の中核を担う店舗運営のマネジメント層を含めて算出。
  • 3:2024年度において出産した女性労働者に対する、同年度に育児休業等(育児目的休暇、育児休業)を開始した女性労働者の割合
  • 4:2023年度において出産した女性労働者のうち、翌2024年度末時点で在籍を継続している者の割合

多様な働き方の支援

イオン銀行では、女性活躍推進に向け多様な働き方を尊重し、キャリア形成を支援する環境を整備するとともに、仕事と育児・介護・治療などの両立支援も積極的に取組んでいます。

多様なキャリア形成を支援する制度
勤務エリアや勤務形態を選択できる柔軟な制度や、変形労働時間制・在宅勤務制度、場所にとらわれない「社内複業制度」を導入するなど、働き方を選択できる環境を整備しています。

女性活躍を支援する主な休暇・休業制度
独自の育児目的休暇制度「パパ・ママ休暇」や法定基準を上回る育児休業制度、時間単位で取得できる「病気休暇制度」(不妊治療含む)に加え、育児休暇(「パパ・ママ休暇」または「育児休業」)の対象者全員取得を原則化するなどライフイベントと仕事の両立が図れるように各種制度を整えています。

両立支援と相談体制
育児・介護・治療と仕事の両立ガイドブックの配布や専用相談窓口(両立支援担当者)を設置するなど、従業員が安心して相談し、必要な支援につながる環境を提供しています。

管理職候補者向け研修(イオングループでの取組み)
対象:管理職一歩手前の女性
自分のキャリア・目指す姿を考え、上位職への意識向上を目指します。
受講者同士の学びの共有や交流により帰属意識の向上、またグループ会社の女性管理職とのデイスカッションを通じて、管理職になることの魅力を身近に感じ、受講者の上昇意欲を高めます。

NPO法人J-Winへの派遣
対象:女性管理職候補(管理職一歩手前の女性・初級管理職の女性)
NPO法人J-Win(NPO法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)*が主催する研修に参加し、業種や業態の枠を超えた女性企業人のネットワーキングや相互研鑽の機会を通じて、管理職としての意識やスキルの習得に繋げています。
*企業におけるダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援することを目的に、2007年4月に設立された企業メンバー制の団体

そのほか、ワークライフバランスの充実に向けた取組み詳細は、以下ページをご確認ください。

ネットワーク活動

女性ネットワーク活動「Magenta Network」

イオン銀行では、さまざまなライフステージにおいてもキャリアを前向きに捉えることができるよう、従業員間のネットワーク構築や、ライフキャリア(仕事に限らず人生全体を通して形成されるキャリア)の支援を目的に、2024年3月より「Magenta Network (マゼンタ ネットワーク)」を発足し、活動しています。
女性のキャリアアップを支援することだけを目的とせず、部門や職位を越えて、日々の悩みや経験を安心して共有できる“仲間とつながる”ことを大切にしています。このネットワーク活動を通じ、参加者同士が互いを支え合いながら、相互に成長を実感できる関係性を築けるようなコミュニティを目指しています。

Magenta Network の名前の由来

イオンのカラーであるマゼンタは、赤と青との融合色であり、赤は人の心・情熱・元気・楽しさを、青は地球・平和・変化を表し、イオンの理念「平和」「人間」「地域」をイメージしています。
またマゼンタには、カラーセラピーにおいて、「ケアする人をサポートする愛の色」「気配り上手・見返りのない優しさを与える」といった意味があり、このネットワークがお互いをサポートするつながりとなり、従業員一人ひとりのサードプレイス(心地がよくリラックスできる居場所)となるようにという願いを重ね、「Magenta Network」としました。

主な活動内容

ネットワーキング・ワークショップなど

マゼンタネットワークのプログラムでは、部門や階層を越えたつながりを構築するため、参加者同士での「ワークショップ」や女性役員、管理職層を迎えた「ラウンドテーブル」を開催しています。また、参加者全体での活動後、同じ課題意識や関心を持ったテーマ(キャリア支援、ワークライフバランスなど)ごとに分かれて分科会として活動を継続し、学びを深めています。さらに、分科会で検討した事項を社長・取締役など経営層へ直接提言する場を設け、自ら企画を実現する機会を提供し、オーナーシップの醸成につなげています。

推進リーダーとのパネルディスカッション

仕事と役割の理解と自身のありたい姿を描くことを目的に、女性役員や部長層によるパネルディスカッションを開催し、推進リーダーの女性役員が自社のDE&Iにかける想いや、これまでのキャリア、役員・管理職としての経験について語り、ロールモデルを提示することで目指す姿をイメージする機会を提供しています。参加者自身もライフラインチャートを作成し、これまでのライフキャリアを振返ることで、より具体的に今後のキャリアを描く契機としています。

女性役員とのトークセッション

自身の仕事と役割の理解を一層深め、キャリアプランや目標を考える機会とすることを目的に、グループの女性社外役員とのトークセッションを開催しています。社外での経験も踏まえ、これまでのキャリアにおける挑戦と困難、仕事とプライベートの両立におけるリアルな経験談などを語っていただき、参加者が自律的なキャリア形成を実現するための気づきを得る機会を提供しています。

参加者の声

同じ悩みを持つ仲間と繋がり、「一人じゃない。」という安心感を得ることができました!
(入社3年目 店舗 リテール営業担当)

女性活躍のロールモデルと出会い、「自分も一歩踏み出せる!」と希望を持てるようになりました!
(入社5年目 店舗 リテール営業担当)

自身のキャリアを見直すきっかけとなり、管理職や新しい業務に挑戦したい気持ちが芽生えました!
(入社12年目 本社 広報担当)

外部評価

えるぼし認定(3段階目)

当社は、女性活躍推進法に基づく「女性の活躍推進に関する取組みの実施状況などが優良な企業」として「えるぼし」認定の最高位である3段階目を取得しています。「えるぼし」の認定段階は3段階あり、「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つある評価項目のうち、基準を満たした項目数に応じ取得できる認定の段階が決まります。なお、当社は2016年にこのすべての評価項目の基準を満たし、東京労働局が銀行業界において初めて「えるぼし」(3段階目)を認定した企業となりました。

プラチナくるみんプラス認定

当社では、かねてより仕事と育児を両立しやすい環境づくりに取組んでおり、次世代育成支援対策推進法に基づき、厚生労働省より優良な子育てサポート企業として2018年に「くるみん」を取得しました。
さらに、仕事と育児の両立における高い水準の取組みと不妊治療と仕事の両立支援に関する取組みが評価され、2025年に「プラチナくるみんプラス」の認定を受けました。