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外貨預金のリスクと上手に付き合うコツ

外貨預金で失敗しないために「分散投資」のススメ

通貨の分散

国によって経済環境や政治情勢等は異なっています。そのため、同一通貨建ての資産へまとめて投資するより、複数の通貨建て資産への分散投資の方が、リスクを軽減しながら安定した運用を目指すことができます。

1通貨だけだと、為替変動のリスクが軽減できない。複数の通貨を組み合わせることで、為替変動のリスクを軽減

時間の分散=預入タイミングの分散やドル・コスト平均法

円安=買える米ドルが少ない。円高=買える米ドルが多い。例えば月々1万円ずつ米ドルを購入した場合。1回目、1米ドル100円。2回目、1米ドル95.2円。3回目、1米ドル103.2円。4回目、1米ドル98円。5回目、1米ドル109円。1米ドルあたりの平均コストは約100.86円になります。

  • ドル・コスト平均法は、お預入後の為替変動リスクを低減するものではありません。
  • 上記の数値は、実際の為替の動きとは無関係です。

ドル・コスト平均法とは

一定の金額を定期的に継続して購入することにより、価格が安いときには多く、高いときには少なく購入でき、まとめて購入する場合に比べ、平均購入単価を低く抑えることが期待できる購入方法です。

ポイント

外貨預金では、円高の時にドルに交換し、円安の時に円に戻すと為替差益が発生し、利益が出ます。
「利益の出る仕組みはわかっても、円からドルに交換するタイミング、ドルから円に戻すタイミングがわからない」というときに上記で紹介したドル・コスト平均法が役立ちます。
まず、預入れは10日に1回、1万円ずつ、などあらかじめ預入れのルールを決めます。
そして、預入れたドルが3千円利益を出したら円に戻す、など払戻しのルールも決めます。
この2つの預入れと払戻しのルールを設けておくことで、タイミングがつかめないはじめての外貨取引でも為替差益を効率的に狙うことができます。
さらに為替レートのお知らせ機能を利用するとより便利に取引できます。

外貨預金で失敗しないために「長期投資」のススメ

株式市場も債券市場も、短期間では一時的な要因により大きく変動することがあります。長く保有すればするほど、そうした短期変動は平均化されて、その資産に本来期待されるリターンが実現しやすくなります。

外貨預金に関する留意点

  • 円貨と外貨を交換する際の為替相場の変動により為替差損が生じ、払戻した円貨建て元本がお預入時の円貨建て元本を下回ることがあります。
  • 外貨から円貨への交換には、1通貨単位あたり最大0.5円の為替手数料がかかります。その結果、為替相場に変動がなくても、お預入れされた円貨建ての元本を下回ることがあります。
  • 預金保険制度の対象ではありません。
  • ホームページまたは店舗に備え付けの商品説明書(契約締結前交付書面)の内容をご確認のうえ、ご自身の判断によりご利用ください。

(2023年3月31日現在)

商号等:株式会社イオン銀行

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