追加入金のタイミングと金額はどうしたらいい?
ボーナスが入ったり、定期預金が満期なったりすると、資産運用にあてる資金を増やそうか迷っているという方もたくさんいるでしょう。今回は、運用資金を追加入金するタイミングと、入金にあてるお金の考え方をご紹介します。
「待ちすぎない」ことがポイント
WealthNaviがご提案しているのは、「長期・積立・分散」の資産運用です。世界中の株式や債券などに分散して投資し、世界経済の成長とともに資産を長期的に増やしていくことを目指します。
短期売買では、為替相場や株式市場の動向を見極めて投資する必要があるものの、「長期・積立・分散」の資産運用では、中長期的な視点から成長を見守るため、入金のタイミングを見極めることで得られるメリットが薄いと考えられます。タイミングを気にして待ちすぎるのではなく、早めに入金を行うことがポイントです。
「早めの投資」がいいもう一つの理由
長期投資の重要なメリットの一つに、「複利効果」があります。運用によって得られた利益を運用資金に上乗せすることで、いわば「利益が利益を生む」という効果です。
複利効果は運用の初期こそ小さいですが、運用を続けていくうちに加速度的に膨らんでいきます。
下のグラフは、100万円を30年間、毎年5%のリターンで運用したという前提で、毎年得られた利益を翌年の運用資金に加えた場合と、加えずに現金化した場合を比べています。初期はほとんど差がありませんでしたが、途中で差が加速度的に広がり、30年後には182万円もの差となって表れています。
この試算では税金は考慮していませんが、実際には利益を現金化するタイミングで税負担が発生するため資産価格の差はさらに広がります。
長期投資に複利効果があることを考えれば、始めるタイミングを迷って運用資金をずっと手元に置いておくよりも、早めに運用にあてるほうがいいと言えます。
ボーナスは余裕資金?
運用資金の元手にするのは、しばらくは使う予定のない「余裕資金」がいいでしょう。余裕資金は、近い将来に必要なお金から逆算するのが早道です。
食費や家賃など日々の生活費、車の買い替えなど近い将来に使う予定があるお金は、言うまでもなく資産運用の対象外です。急な病気や失業などに備えるための生活防衛資金も、手元に確保しておくのがお勧めです。これらに当てはまらないお金は「余裕資金」と言えるので、安心して資産運用にあてることができます。
ボーナスは、もともと計画していた大きな買い物や支払いを除けば、余裕資金だと考えていいでしょう。運用資金にするときは、ご自身の年代や年収、現在の資産、ライフプランなどをふまえて、無理のない金額を設定しましょう。
WealthNaviユーザーの“平均”は?
ここで、WealthNaviユーザーの「追加入金率」のデータをご紹介します。WealthNaviで資産運用をしているユーザーのうち、資金を追加入金した人の割合を月別に示したものです。
2017年1月~12月の「追加入金率」のデータからは、7月や12月といった“ボーナス月”の追加入金率が高いことがわかります。WealthNaviユーザーの皆さんは、為替相場や株式市場の動向を見極めるというよりは、ボーナスが入るなど余裕資金が増えたタイミングで追加入金をしていることがわかります。
ボーナス月の平均入金額は74万円
ボーナス月である2017年12月に追加入金をしたWealthNaviユーザーの、平均の追加入金額は以下のとおりです。ボーナスが入るなど余裕資金が増えたタイミングで、まとまったお金を追加入金するケースが多いようです。
2017年12月に追加入金したユーザーの平均の追加入金額※
年収 |
500万円未満 |
500万円〜 1,000万円未満 |
1,000万円〜 2,000万円未満 |
2,000万円以上 |
全体平均 |
追加入金額 (平均) |
51万円 |
67万円 |
117万円 |
304万円 |
74万円 |
※ 追加入金は運用開始日の翌日以降に行われた入金を指し、「自動積立」は含まない。2017年12月の追加入金額合計を、同期間中に追加入金したユーザー数で割って算出。1万円未満は四捨五入
ボーナスのうち資産運用にあてる金額が決まれば、「クイック入金」もしくは「銀行振込」によってWealthNaviの口座に入金していただくことができます。なおインターネットバンキングと連携した「クイック入金」は入金がリアルタイムで反映され、手数料無料でご利用いただけます。
ボーナスを一度に入金するのではなく、状況を見ながら積み立てていきたい方には、自動積立機能もお勧めです。月に一度、銀行口座からWealthNavi口座に自動で積み立てることで、計画的に運用資金を増やすことができます。
参考記事:簡単に始められる!WealthNaviの自動積立機能
おわりに
今回は、運用資金の追加に関する考え方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
余裕資金があるときは早めの入金をして、運用資金を増やしていくことをお勧めします。
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